10月から地雷撤去開始 板門店などで=韓国
2018/09/30 15:38
【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)や韓国北東部の江原道・鉄原の非武装地帯(DMZ)で地雷を撤去する作業が10月1日から始まる。
南北はJSAを非武装化することで合意している(コラージュ)=(聯合ニュース)地雷撤去は平壌で開かれた南北首脳会談で署名された軍事分野の合意書の本格的な履行を意味する。
韓国軍関係者は30日、「あすからJSAをはじめ、試験的な共同遺骨発掘地域である鉄原の『矢じり高地』で地雷の撤去作業が行われる」と明らかにした。
合意書で南北は10月1日から20日に板門店一帯で、11月30日まで矢じり高地で地雷を撤去することにした。
韓国軍関係者は「JSA地域は人の往来が多く、地雷はないとみられる」としながらも、「とりあえず地雷の有無を確認する」と述べた。ただ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が1回目の会談で2人だけで会談した「徒歩の橋」周辺の湿地は人の通行が不可能で作業が難しいとされ、地雷撤去は行わないという。
同関係者によると、北朝鮮も韓国軍の作業時間に合わせ、地雷の確認と撤去作業を行うとみられる。
南北は合意書で地雷を撤去し、JSAを非武装化することを明記した。武装していない韓国軍と北朝鮮軍の将兵35人(幹部5人・兵士30人)ずつが一緒に勤務する共同警備の形に戻す。
JSAは本来、朝鮮戦争の休戦協定の精神に基づき、軍事境界線の標識もなく、双方を自由に往来していた。だが、米兵2人が北朝鮮側の攻撃で殺害された1976年の「ポプラ事件」以降、板門店内に軍事境界線が表示され、南北の哨戒所も分離された。南北の将兵間の会話も禁止され、韓国側の警備兵は視線を隠すため、黒いサングラスを着用している。南北の警備兵は拳銃で武装している。
一方、矢じり高地には韓国軍の遺骨約200柱、米国やフランスなど国連軍の遺骨約300柱が埋葬されていると推定される。同地は朝鮮戦争中だった1953年、韓国軍と国連軍が中国人民志願軍と戦い勝利した地域である。南北は同地で来年4月から10月に試験的に共同遺骨発掘を行うことにしている。
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軍事境界線付近の地雷撤去に200年必要 韓国陸軍関係者
2018/09/04 20:08
【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍の関係者は4日、非武装地帯(DMZ)の軍事境界線(MDL)南側と民間人出入統制線の北側と南側の地雷地帯の面積が汝矣島(2.9平方キロメートル)の約40倍に達するとし、前線に配備された工兵大隊を全て投じても、地雷の撤去に約200年かかるとの見解を示した。
現代ロテムが開発した地雷撤去用の戦車(現代ロテム提供)=(聯合ニュース)同関係者は「合同での遺骨発掘など板門店宣言に明示されたDMZの平和的利用と関連した南北共同事業の本格化に備え陸軍本部内に『地雷撤去作戦センター』(仮称)を設置する必要がある」と主張した。
陸軍が構想する地雷撤去作戦センターは国防部と連係して地雷撤去に関する計画を樹立・調整・統制し、地雷撤去を遂行する専門組織だ。
同関係者は「地雷が多く設置されたカンボジアやタイ、クロアチアなどにも地雷撤去センターが設置されている」と伝えた。
陸軍はこれまでにも、金大中(キム・デジュン)政権、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の時に京義線と東海線の南北鉄道連結事業のためにDMZの地雷撤去作戦を行った。
陸軍の別の関係者は「地雷撤去の安全性を確保するためには無人の遠隔地雷撤去システムを導入し、ドローンを活用した新技術を導入しなければならない。投入する建設装備の防弾化も必要だ」と話した。