韓経:【社説】「ノーベル賞強国」日本の科学政策を謙虚に学ぶべき
2018年10月03日07時54分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
本庶佑京都大特別教授が2018年ノーベル医学生理学賞の共同受賞者に選ばれ、日本のノーベル科学賞受賞者は23人になった。「科学強国」日本が改めて証明された。ノーベル科学賞受賞者が一人も出ていない韓国としては日本をうらやましく感じるしかない。
韓国はこれまで経済発展戦略で「追撃型」技術開発に集中し、日本に比べて基礎科学を軽視してきた。2000年代以降、「脱追撃型」に転換するために基礎科学に視線を向け始めた。この時からノーベル賞シーズンを迎えるたびに「ひょっとすると」という期待を隠していないが、短期間での成は期待しにくい。
専門家らは日本がノーベル科学賞受賞者を相次いで輩出する要因を大きく2つ挙げている。基礎科学に対する集中的な投資と長期間にわたり研究に没入できる文化だ。韓国で盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権、李明博(イ・ミョンバク)政権、朴槿恵(パク・クネ)政権に続いて文在寅(ムン・ジェイン)政権が基礎科学への投資を着実に増やしているのは良い方向だ。問題は韓国では科学者が長期間にわたり一つの分野の研究に没頭するのが容易でないという現実だ。政権が交代すれば科学政策も変わる。政権が好む分野があればすべての研究が予算を確保するためにその方向に傾く。基礎科学への投資をいくら増やしてもこうした研究風土ではノーベル科学賞の受賞者を輩出するのは難しい。
本庶教授が「日本の基礎科学分野の若い人が元気づけられることを願う」としながら述べた所感は、ノーベル科学賞が空から落ちてくるのではないという点を悟らせる。「物事に不可能はない。必ず道があるとの思いでやってきた」「時代を変える研究をするには好奇心、勇気、挑戦、確信、集中、連続が必要」「科学は多数決ではない。既存の概念を壊す少数派の中からこそ新しい成果が生まれる」。こうした研究文化は一日で築かれるものではない。
我々が依然として日本から学ぶべきことが多いことを見せている。日本をノーベル科学賞強国に導いた科学政策を謙虚な姿勢で学ばなければいけない。
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ノーベル賞に憧れるのは勝手だが、ノーベル賞の獲り方を学ぼうとするなんて韓国ぐらいのものだろうな。
「我々が依然として日本から学ぶべきことが多いことを見せている。」
そういうつもりなら、「日本は韓国のお手本の国」でNBCのコメンテータを吊し上げた狼藉を韓国世論は猛省してほしいね。韓国は歴史以前に現実も直視してないじゃないか。
だが心配なのはノーベル賞を獲った後の韓国だ。
黄禹錫ペテン師がノーベル医学生理学賞だと騒いだ時には
「韓国は再生医療の盟主となり今後の医療界を掌握しなくてはならない」
「今後、再生医療では韓国の許諾無しには何も許されないことを世界に銘記させるべきだ」
などと、名誉欲・金銭欲・支配欲など全部を恥ずかしげもなく叫んでいたからな。
それに比べ、今回の本庶佑博士は「患者の感謝の言葉が嬉しい」「今後の研究者のための基金を作る」と述べている。
過去の日本のノーベル医学生理学賞受賞者も
iPS細胞の山中教授は「京都大学が中核になることで安価で適切な価格のiPS細胞を世界の研究者に提供できる」と、医療系企業による価格支配を防いだし、
寄生虫感染治療の大村智教授は成果をもとに作られた治療薬の収益を元に製薬会社と共同でアフリカへの無償治療薬提供という貢献をしている。
貢献する日本の受賞者をみていると、欲望しか感じられない韓国が獲ったら、逆に世界の障害になりそうで心配だね。