最低賃金上昇で韓国のアルバイト求人が急減
今年1-9月にコンビニエンスストア、ファストフード店などがインターネット上に掲載したアルバイト求人が前年同期に比べ13%減少したことが分かった。公式統計に反映される労働市場だけでなく、若者のアルバイトでも働き口が急減した格好で、政府の最低賃金引き上げによる影響ではないかとの見方が出ている。
本紙がアルバイト求人サイト大手、「アルバ天国」に依頼し、求人データベースを分析した結果、今年1-9月に掲載された求人は850万4462件で、前年同期の972万7912件を122万3450件下回った。求人1件当たりの労働時間も減少。今年4-6月期の週労働時間は16.4時間で、前年同期の22時間よりも5時間以上短くなった。アルバ天国関係者は「求人件数と労働時間が同時に減少しており、求職者は就職難をより実感しているのではないか」と指摘した。
アルバイトの求人減少は、最低賃金が今年から16.4%も引き上げられたことが決定的な要因だったとみられる。アルバイトは通常、最低賃金程度の時給を受け取る。最低賃金が上がれば時給も自動的に上昇するため、自営業者は人件費の圧力を感じることになる。
問題はアルバイトの求人減がますます加速していることだ。前年同期比の求人減は1-3月が39万件(13%)、4-6月が32万件(10%)だったが、7-9月には50万件(16%)に達した。
延世大経済学部の成太胤(ソン・テユン)教授は「新規採用件数の減少は、当面アルバイト雇用の見通しが暗いことを示している。最低賃金引き上げによるコスト面での圧迫は、危機に弱い業種を中心に雇用に悪影響を与えている」と指摘した。ソウルの私立大学に通う学生Nさん(22)は最近、大学近くのカフェのアルバイトに応募した。授業料は親に払ってもらうとしても、小遣いぐらいは自分で稼ぎたかったからだ。面接では「いつまで働けるか」「週末に突然呼び出しても構わないか」といった細かい質問が相次いだ。誠実に答えたが選考に漏れた。競争倍率が10倍だったことを後から知った。Nさんは「最近アルバイトがなかなか見つからないと聞いてはいたが、競争倍率が2桁だとは思わなかった。周囲では良いバイトは正式に就職すること並みに難しいとささやかれている」と話した。
李起勲(イ・ギフン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
いや、もちろん冗談ですがなw