新型肺炎で就職寒波…韓国10大グループ、上半期の採用日程も決まらず
中央日報日本語版2/12(水) 11:51配信
◇SKやLGなど「日程未定または延期」
中国・武漢から始まった新型肺炎の拡散により企業と就活生の心配が深まっている。選ぶ時に選ばなければならない企業も大卒新入社員採用日程を確定できなくなっており就活生は不安だ。
11日の財界によると、サムスンをはじめとする10大グループのうち上半期に大卒新入社員採用日程を確定したところはただ1カ所もない。サムスン電子は通常毎年4月ごろに実施するサムスン職務適性検査(GSAT)を例年と同じ時期にするかまだ確定できていない。また、15日に予定されたソフトウェア能力テストを来月に延期することにした。このテストで高得点を取れば公開採用で加算点を得られる。
SKグループ関係者は「昨年は3月2日の募集公告を始まりに公開採用手続きに入ったが、今年は新型肺炎の影響とそれにともなう大学の開講延期などにより上半期の公開採用日程そのものが2週間ほど遅れるそうだ」と伝えた。SKグループは大学内説明会なども減らし、代わりにオンライン採用説明会などに変える方針だ。毎年4月末ごろに行われた公開採用筆記試験はその時まで新型肺炎が沈静化しなければ延期かこれに代わる別の評価案を用意することにした。
当初来月初めから大卒新入社員公開採用を進めようとしていたロッテグループもやはり新型肺炎の余波で採用日程を確定できずにいる。ロッテグループは昨年24の大学で進めていたキャンパスリクルーティングも今年最小化するという内部方針を固めた。求職者を対象に相談を進めるジョブカフェ行事も中断する。代わりに系列会社別の採用と職務関連情報を伝えるユーチューブコンテンツを制作するなどオンライン情報提供に注力することにした。
LGグループも上半期の採用日程をまだ確定できていない。LGグループはまた、今月初めに予定された系列会社新入社員合同教育を暫定延期した。昨年下半期と今年初めに入社した社員だ。LGグループは毎年京畿道利川市(キョンギド・イチョ ンシ)のLG人和院でLGエレクトロニクスやLG化学など主要系列会社の新入社員を対象に合同教育を進めてきた。
◇就活生「卒業予定者から卒業者に」
採用日程が不確実になり就職関連コミュニティには「日程がみんな狂った」として不安感を訴える書き込みが続いている。「企業が採用を先送りし採用規模を減らすのではないか」という懸念も出ている。就活生のキム・ソンホさん(28)は「8月に卒業予定なので上半期に卒業予定者として入社したかったが、就活日程が長引き既卒者になるのではないか心配だ」と話した。また、大企業の採用日程が延期され、中堅企業と中小企業の採用日程まで相次ぎ延期される局面だ。
企業は今回の事態が天災の性格なので仕方ないという立場だ。大規模な人数が集まる状況を避けるほかないということだ。ソウル大学行政大学院のチョ ン・グァンホ教授はこれと関連し、「企業の立場は理解が出きるが、こうした時ほど正常に新入社員を採用し、その他の経営活動も普段と大きく変わらず継続する平常心を見せなければならない」と話した。チョ ン教授は「企業の経営活動が萎縮すればそれだけ経済心理が悪化し、これは実際の景気悪化につながる悪循環につながりかねないため」と付け加えた。
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