岡山県吉井川の東岸にある備前長船福岡の地で起こったのが由来。後鳥羽院番鍛冶を務めたとされる古備前派則宗が福岡一文字派の祖とされている。続いて鎌倉時代末期頃には吉岡一文字が福岡の北方の吉岡の地で興る。岩戸、正中一文字等、他にも一文字を名乗る一派があるが、通常「一文字」と呼ぶ場合、福岡一文字か吉岡一文字を指す。華やかな匂い出来丁子乱れの刃文が特色で古来より珍重され、国宝に指定されているものが多い。江戸時代以降、現在に至るまで多くの備前伝の刀工が目指している。


瀬戸内市、国宝「山鳥毛」購入へ 募金目標5.1億円に到達
2020年01月27日 21時12分 更新

国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」。山鳥の羽毛を思わせる変化に富んだ刃文が特徴