韓国メディア「まるで福島の菅直人だな」→ムン・ジェイン政権のナンバー2が大邱に居座り続ける……現場の医師「なにが変わるわけでもないのになぜいるんだ」
【現場から】福島の菅直人、大邱の丁世均…首相が行けば助けになるのか(中央日報)
「首相がいてもここは何も変わらない。首相が(現場に)自立権を与えろといえばみんな動くだろうが…もどかしくて、現場中央災害安全対策本部が設置された大邱(テグ)市庁の前で1人デモでもしようかと思っている」。
「新型コロナ大邱医療支援団」派遣団長で大邱で死闘中のパン・サンヒョク大韓医師協会常勤副会長が3日、中央日報のインタビューで述べた言葉だ。
大邱に駆けつけた丁世均首相の姿が福島原発に行った菅首相と妙に重なる。報道によると、先月25日から大邱にいる丁首相の主な業務は官僚との会議だ。そうでなくとも負担になる首相の存在感に報告と会議までが続けば、現場の疲労感はさらに深まるしかない。
さらに丁首相は韓国発旅行客の入国を制限する国に渡航する韓国国民に無感染証明書を発行して入国できるようにしようというとんでもない提案をし、現場に負担ばかり与えている。保健当局は「無症状状態である場合、これを認証する証明書の発行は危険性を内包している」(3日、金剛立(キム・ガンリプ)保健福祉部次官)と難色を示した。ところが外交部は4日、「25-26カ国と協議中」と伝え、部処間の食い違いが表れている。
原発事故だけでも手に負えない状況で、よく理解していない首相官邸とも見えない戦いをしなければならなかった吉田所長の悲劇が大邱で起こらないことを願う。むしろ彼のような最高の専門家に新型コロナの指令塔を譲るのが指導者がやるべきことだ。。大邱の死闘で政治が荷物になってはいけない。
(引用ここまで)
ムン・ジェインは先月26日、大邱を視察しました。その前日からチョん・セギュン首相が大邱に常駐しています。
10日ほど前に「今週を感染増加の転換点にする」と述べていたそうですよ(笑)。
この時点で感染者数は1000人弱。死者数は11人。まだまだコントロールできるつもりでいたのでしょうね。
現場にとっては常駐しているチョん・セギュン首相は邪魔でしょうがないと思われます。
いたからってなにができるというわけでもない。
だけども政権の重鎮なので厚遇せざるを得ない。医療崩壊しているのに。
大統領府に帰るにも「なにも解決したわけでもないのに帰るつもりか」「感染者は増え続けているのに」と野党からの攻撃の理由になってしまう。
進退窮まってるな……。
これ、単純にいえば「リーダーシップとはなにか」という問題なのですが。
どこで指揮を執るべきか。
現場に行くべきではない、ということではなく。
最高責任者が現場に行くということでしか得られない利益があるのならば、行くべきなのです。
たとえば現場の士気が落ちかけている時、とかであれば効果もあるでしょうね。
あるいは「責任は私が取るから、現場の皆さんは自由に働いてください」というような形にするのもあり。
ただ、軽々しく行くことだけは厳禁。
「政治的行動」が見え透いたら現場はそれだけでしらけます。
ちらっとでも物見遊山の雰囲気を醸し出したらそれで終わりですからね。
菅直人のそれは本当に最悪と言ってもいいレベルでした。あれはリーダー論とかで数世紀にわたって「ダメな例」とされてもしかたがない。
世界で語り継がれるべきダメさ。
去年の台風や豪雨に際して「安倍総理は現場に行こうとしない。なんて薄情なヤツだ」みたいな攻撃をしていた人たちもいますね。
政府のトップが現場に行って、なにか解決できることが増えるのであればそれもいいでしょうけども。
決してそういうわけでもない。
避難した人々を慰問すべき、という声もありますが。
日本の場合は天皇陛下、という最強のカードがあるのでそれも大きな意味がない。
避難所に安倍総理と天皇陛下、どっちに来てほしいかって話する?
現場、というものはそれだけ難しいのですよ。
政権ナンバー2が常駐するなんて無意味もいいところ。存在するだけで周辺に圧力を加えるだけで、なにもいいことなんかないわな……。
陣頭指揮を執れる能力があるとか、アン・チョルスのように現場で働くことができる能力があるならまた別なんでしょうが。
邪魔だろうなぁ……。
いやぁ……ホントに菅直人の活躍すごいよ……。