私がが調べた結果から推察
使い捨てマスク工場は日本にもある。不織布メーカーも日本にはある。
政府はマスクメーカや不織布メーカーに増量を要請し、メーカーは増産体制に入っている。
でもまだ使い捨てマスクは市井の消費者には届いていない。
その原因は不織布。
不織布は多様な製造法があり、作られた不織布はその製造法の特徴により多方面に使われており、日本の生産量は多い。
使い捨てマスクに使われる不織布はポリプロピレンを原料とし、メルトブローンという製法で作られる。
問題はポリプロピレンだった。
ポリプロピレンは国内需要の8%が輸入で輸出も8%とかなり国産品が寡占している。外国製より質が高いのだが、価格も高額で外国製に代替できない素材。
日本は何十年とポリプロピレンを国内需要に合わせて製造キャパを調整し、最近では1工場を停止している。
ここから推察
そんな折に新コロナウィルス禍が起きたのだが、この特需は半年と見える。その後は今までのようなインフルエンザや花粉症向けの定まった需要に落ち着くはずで、ポリプロピレン製造プラントを新設するには経営者としては動けない。
ポリプロピレンの余裕がないなら不織布メーカーはマスクや生理用品やOAに使われるポリプロピレンを輸入すればよいのだが、それが音沙汰なし。
マスクメーカーはマスク用不織布が手に入らなければ輸入すればよいのだが、これも音沙汰なし。
こういうわけで、政府がマスク用のポリプロピレンの製造プラントを作らせれば、すべてのマスク製造工程にネックがなくなる。
多分こういうマスク特需で余裕のある生産国はないのだろうし、多くの国はマスクを戦略品に指定して輸出を国家が制御している。
ポリプロピレンの化学プラントを新設するには時間がかかり、今現在には対処ができない事は自明。
よって、ポリプロピレンあるいはマスク用不織布の輸入できるように生産国(中国・米国)に要請するしかない。