産業銀行・輸出入銀行、大韓航空に1兆2000億ウォン緊急支援
KDB産業銀行と韓国輸出入銀行が新型コロナウイルスの感染拡大で危機を迎えた大韓航空に1兆2000億ウォン(約1045億円)規模の資金を緊急支援する。両行は貨物運送に関連する資産流動化証券(ABS)7000億ウォン、運営資金2000億ウォンを支援する計画だ。また6月には株式転換権付きの永久債3000億ウォンほど買い入れる。これを通じて両行は大韓航空株10.8%ほど確保できる。両行はこれとは別に6月末と下半期に満期が到来する大韓航空の社債3100億ウォンも支援することにした。借換債まで加えれば計1兆6100億ウォンを大韓航空に投入することになる。
大韓航空の売上高は新型コロナ事態で急減している。旅客売上高の94%を占める国際線路線の運航がほとんど停止したからだ。こうした中、大韓航空が今年返済すべき金額は社債とABS、借入金など計4兆ウォンにのぼる。うち上半期に満期を迎える金額は約1兆2000億ウォン。産業銀行側は「5月15日ごろ(大韓航空に)流動性の問題が生じる予想され、それ以前に資金を執行する計画」と述べた。
産業銀行はオーナー一家が保有する韓進KAL株を担保にしなかった。産業銀行は「航空業支援は他国も私財出捐よりも利益共有の形式で進めている」とし「追加支援が必要になれば、その時にオーナー一家の責任についてもう一度検討する」と明らかにした。
産業銀行と輸出入銀行は21日、アシアナ航空に1兆7000億ウォンをマイナス通帳と似た限度の貸出で支援することにした。政府は22日、40兆ウォン規模の基幹産業安定基金造成対策を出したが、関連法が国会を通過するのに時間がかかるという点を考慮し、基金の稼働前に産業銀行・輸出入銀行など国策銀行を通じて緊急支援することにした。
格安航空会社(LCC)に対する追加支援策も予想されたが、産業銀行は「まだ検討していない」と明らかにした。産業銀行は現在、LCC金融支援プログラムを稼働中だが、これまで1260億ウォンを支援した。
https://japanese.joins.com/JArticle/265279