バフェット氏率いる米バークシャー、最終赤字5兆円
2020/5/3著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、株主出席なしのオンライン中継となった。バフェット氏は危機を乗り越えてきた歴史に言及し、「何事も米国の成長を止めることはできない」と強調。同日公表した2020年1~3月期決算は株安で497億ドル(5兆3100億円)の赤字となったが、米国株に強気の姿勢を崩さなかった。
業績面ではコロナ禍による株安が直撃した。20年1~3月期決算は、最終損益が497億ドル(5兆3100億ドル)の赤字となった。赤字額としては過去最大だ。前年同期は216億ドルの黒字だった。バークシャーは米アップルや米バンク・オブ・アメリカなど上場株を投資目的で1807億ドル保有する。2月以降の株安で評価損が膨らんだ。
米国では17年12月以降に始まる会計年度から、企業が保有する上場株の評価損益を純利益に反映させる会計基準が適用された。上場株を多く保有するバークシャーの最終損益は相場で振れやすくなった。鉄道やエネルギーなど連結対象事業の収益動向を映す営業利益は安定している。20年1~3月期の同利益は58億ドルとなり、前年同期比6%増となった。
黒字も赤字も、兆単位!