両国は自尊心の戦いを繰り広げて相互共助まで躊躇(ちゅうちょ)している。マスクと診断キット提供をめぐるいざこざが代表的な例だ。韓国内で新型コロナ拡大が落ち着きながら、政府内の一部では余裕ができたマスクと診断キットを日本に支援する方案を検討した。すると日本側では、これを対価として強制徴用問題や通貨スワップなどと関連してある種の要求があるのではないかと疑ったという。このような便りが伝えられると、韓国内では「日本側が希望したわけでもないのに何のために助けるのか」という不満混じりの声が出てきた。これまで重なってきた不信のせいで、隣国にマスクひとつ、診断キットひとつ支援できないのが昨今の現実だ。
だからマスクも診断キットも間に合ってるって。
殺し合いの戦場でも、負傷兵なら敵軍でも治療してやるのが道理だ。まして、1965年韓日協定以来、数多くの分野で協力してきた両国が最小限の協力さえやりとりすることができないということはありえない。たとえ強制徴用・慰安婦・独島(トクド、日本名・竹島)などの歴史および領土問題では日本と鋭い葛藤が生じているが、経済・文化など非政治的分野では大胆に協力するのが望ましい。そのような面で韓日問題をツートラックで接近してみようとする政府の戦略は正しい方向だ。
韓国が望ましくても日本は望んでいないのだが?
実際に両国が協力すれば具体的な成果を出せる部門が数多くある。何より北核問題を解決するために両国が北朝鮮情報を共有することが急がれる。経済分野では両国企業が東南アジア・アフリカなどの辺境地に一緒に進出して危険を分散させる方案も奨励されていい。
いいから早くGSOMIAを破棄しろよ