韓国ゲイクラブで何が起きていたのか?《クラスター化でコロナ再流行の危機》
5/11(月) 18:30配信
(前略)
「ブラック睡眠部屋」とは?
さらに今回のクラスターへの対策を複雑にしているのは、その20代男性が歩き回ったクラブのうち、「キング」など3カ所が、いわゆる「ゲイ・クラブ」だったことだ。
このため、クラブの利用者がアウティング(本人の望まないカミングアウト)を恐れ、防疫当局の調査に応じないケースが続出している。防疫当局によると、約5500人のクラブ利用者のうち2000人ほどが虚偽の連絡先を残し、連絡が取れていない状態だという。防疫当局は、携帯電話会社とカード会社にデータの提出を要請し、警察からも協力を得てクラブ利用者全員を捜し出して検査を受けさせる方針だが、現状は厳しい。
さらに深刻なのは、クラブで感染した者の一部が「ブラック睡眠部屋」と呼ばれる男性同性愛者専用の休憩所にも立ち寄っていたことだ。「ソウル新聞」電子版(5月10日付)は、この「ブラック睡眠部屋」について次のように説明している。
「ブラック睡眠部屋は“チムバン”という名称で呼ばれ、男性同性愛者が性的欲求を解消するために使う場所だ。夜になるとさらに賑わい、金曜日から日曜日までは足の踏み場もないほど多くの人が訪れる。少人数が使用できるこぢんまりした部屋から、大人数が入場できる開放された空間までそろっている。薄暗い部屋では性行為が主目的であるため、手指消毒剤の使用やマスク着用など基本的な生活防疫はほとんど守られていない。匿名の男性と性行為をする空間なので、入場客は個人情報が公開されやすいクレジットカードより現金を好む」
ネットで明かされている情報によると、入場料は2万ウォン(約1800円)程度とホテルなどに比べてかなり安い。そのため夜明けにクラブを出た同性愛者たちが休息のためにここを訪れるという。
「ブラック睡眠部屋」は、ソウルだけでも梨泰院と江南(カンナム)を中心に数十カ所が運営中とされる。入場者は服を脱いで携帯を切ってから入場するため携帯電話のデータからの追跡は難しく、報道の通り現金払いが中心のためカードの利用履歴からの追跡も困難だ。
このような事情から、京畿道では該当する風俗店の出入り履歴を公開することは止め、感染が懸念される期間に梨泰院を訪問したことがある人は誰でも無料でコロナ検査を受けられる、という形で検査を呼びかける特別な措置を始めた。なお、今回の事態を受けて、ソウル市と京畿道は、クラブをはじめとする全風俗店に対して2週間の集合禁止命令を下した。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200511-00037747-bunshun-int
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