中国の汚染物質、2日でソウル上空に…韓中共同研究で立証
11/5(木) 17:35配信
中国で発生した汚染物質がソウルの高濃度粒子状物質を誘発するという事実が科学的に立証された。韓国と中国の共同研究の結果だ。今後粒子状物質関連の国際政策を策定するのに参考指標になるものとみられる。
韓国科学技術研究院(KIST)環境福祉研究センターのキム・ファジン博士チームは5日、中国科学院(CAS)と共同で昨年3月にソウルで発生した高濃度粒子状物質の原因に対して研究した結果を発表した。
◇「中国の汚染物質、2日後にソウルの粒子状物質から検出」
共同研究チームは昨年2月22日から4月2日まで高解像リアルタイム測定分析器(HR-ToF-AMS)を利用して3分単位で中国とソウル市内の大気中の粒子状物質の化学的構成成分を測定した。その結果、ソウルの粒子状物質のうち有機成分、硝酸塩、硫酸塩、鉛などが中国から2日で移動してくるという事実を明らかにした。この研究結果は大気科学分野の国際ジャーナルである「大気化学と物理学」最新号に掲載された。
◇「原因は中国、政府・自治体の粒子状物質政策の効果難しい」
実際に2019年3月にソウルでは粒子状物質濃度が1立方メートル当たり100マイクログラム以上の日が3日以上続いた。政府と自治体で粒子状物質非常低減措置などの政策を施行したが具体的な効果は確認できなかった。今回の研究を通じ当時の高濃度粒子状物質の原因が中国の汚染物質の長距離移動の結果だったことが明らかになった。
キム・ファジン博士は「今回の韓中共同研究を通じて汚染物質の長距離移動を確認し、どのような汚染物質が移動してくるのかも明らかにできた。高濃度粒子状物質政策の策定に参考になるものと期待する」と話した。
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