元青瓦台外交安保首席「北と韓米訓練について協議? 正気か?」
文在寅大統領の新年記者会見での発言に批判が相次ぐ
趙太庸・元外交部次官「衝撃的」
米民主主義守護財団「大きなミス」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の新年記者会見を巡り、国内外の元政府関係者や安全保障の識者などから批判が相次いでいる。戦術核兵器や原子力潜水艦など、対南・対米用の核開発を公開指示した北朝 鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長について「今も非核化の意思がある」と述べた部分、また北朝 鮮の南侵阻止を目的とする韓米連合軍事訓練の調整について、米国ではなく「北朝 鮮と協議できる」と発言したことがとりわけ大きな問題になっている。
かつて韓国外交部(省に相当)で次官を務めた保守系野党・国民の力の趙太庸(チョ・テヨン)議員は19日「訓練実施について北朝 鮮と協議ができるとはまさに衝撃的だ。米国と事前に打ち合わせでもしてから発言したのだろうか」と疑問を呈した。千英宇(チョ ン・ヨンウ)元青瓦台(韓国大統領府)外交安保首席は「北朝 鮮の核ミサイル攻撃と南侵を阻止する訓練をするかどうか、この点について攻撃主体との協議をアジェンダとすること自体が自害的発想だ」「韓国軍統帥権者が正気ではできないことだ」と指摘した。米民主主義守護財団のマクスウェル上級研究員も18日(現地時間)、ツイッターに「これは巨大なミス」「バイデン政権が発足する時期にこのような形で関係を始めてはならない」と警告した。