英誌、インドネシアがKF-X、Su-35を放棄し、ラファールを導入するのはアメリカの制裁が原因だと指摘
2021年01月06日 カテゴリ:KF-X事業 コメント:(45) タグ: インドネシア KF-X ラファールイギリスの著名な航空専門紙であるFlight Global(フライトインターナショナル)にインドネシアのKF-X(ラファール)ネタが掲載されていたのでピックアップ。
ラフにまとめると──
・インドネシアは購入予定だったSu-35を導入した場合、アメリカに制裁されるのでこの契約を放棄したと見られている。
・インドネシア空軍は中国に対抗するために可及的速やかに最新の戦闘機が必要である。
・F-16があるが、かつてアメリカに東ティモールに対する人権侵害について制裁され、武器禁輸措置が執られたことがある。
・それ以外にもインドネシアの空軍はさまざまな機種を導入していた混沌の極み。
・ラファール48機の導入はそうしたゴタゴタに対して効果的な選択である。
・プラボウォ・スビアント防衛相は再度の大統領選出馬を目論んでおり、その箔づけのためにも戦闘機導入を成功させたい。
まあ、ラファール導入が噂されてきたときから楽韓Webでも解説してきた通りの話でもありますかね。
KF-Xという絵に描いた餅ではなく、すぐに食べられるラファールという餅を導入したいのだという。
ユーロファイタータイフーンの中古についても同じ文脈で語ることができるでしょう。
4.5世代機を買うなら「共同開発とは名ばかり」のKF-X/IF-Xではなく、いますぐにでも導入できるラファールがほしいのだと。
何度か書いているようにインドネシアは地域大国であるという自負があります。
「我々は東南アジアの雄である」「ASEANの宗主国である」と自認しているのですね。
ですが軍事的に見たら脆弱そのもの。
オーストラリアはF-35Aを揃え、中国はEEZへの進入を繰り返している中、呑気にKF-Xの完成を待っている状況ではなくなっている。
まあ、アメリカからの制裁を避け、かつアメリカの影響を避け、かつ西側から導入した艦船と情報共有ができる……という条件なのだからラファールは最適解ではあります。
選択肢としてはこれしかない、というものなのですが。
まあ、韓国のメンツは潰されますわな。