北朝鮮へワクチン供給の目処立たず 副反応警戒、引き渡しに不可欠なモニタリング要員の入国拒否
新型コロナウイルスワクチンを途上国にも行き渡らせることを目指す国際枠組み「COVAX(コバックス)」と北朝鮮との調整が難航している。北朝鮮側はCOVAXの要員入国を事実上拒否。米メディアによると、ワクチンの副反応にも警戒感を示しており、供給開始のめどは立っていない。
北朝鮮は昨年1月末に国境を封鎖し、国内に感染者は1人もいないとする一方、COVAXにワクチン供給を要請。しかし外交筋によると、北朝鮮は国境封鎖を理由に、ワクチン引き渡しに不可欠なモニタリング要員の入国を認めずにいる。
また、米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の5日までの報道によると、北朝鮮は供給予定の英アストラゼネカ製ワクチンの効き目や副反応に憂慮を表明。副反応に関する免責合意書にも署名しようとせず、供給に必要な7項目の手続きのうち2項目しか完了していない。