J&J製ワクチン接種後、ギラン・バレー症候群の発症例…急激な筋力低下など
2021/07/13 11:14【ワシントン=船越翔】米食品医薬品局(FDA)は12日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの接種後に、急激な筋力低下やまひを引き起こす「ギラン・バレー症候群」の発症がごくまれに報告されたとして、注意を呼びかける警告を出した。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチン=AP米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米国ではこれまでに約1280万人がJ&J製の接種を受けた。米疾病対策センター(CDC)の集計では、このうち約100人にギラン・バレー症候群の発症が確認され、大半が50歳以上の男性だったという。死者は1人確認された。ほとんどの患者は回復しており、米政府は接種の利益はリスクを上回るとして、接種を引き続き促している。
J&J製は接種が1回のみで、一般の冷蔵庫で長期間保管できる。ただ、投与後に血栓症となる人が見つかり、米国内では接種が一時中断されていた。日本では承認されていない。