中国製ワクチンはデルタ株への効果低い?タイの医療関係者が指摘
タイ保健省は11日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンを2回接種した医療従事者600人余りが、これまでに新型コロナに感染したと発表した。
タイの医療関係者からは、インドで発見され世界で感染が急速に広がっているデルタ株に対し、シノバック製はほとんど効果がないという声もあがっている。
タイ保健省の発表によると、4月から7月までの間にシノバック製ワクチン接種を終えた約70万人の医療従事者のうち、600人余りが感染したという。医療団体からは、シノバック製ワクチンがアストラゼネカ製などのワクチンに比べ、感染が急速に広がるデルタ株への効果が低いと指摘する声があがっている。
タイ医療団体の代表者であるバナシン氏は「この病院では5人のスタッフが感染し、2人が重症化した。これはシノバック製ではウイルスから身を守ることができず、アストラゼネカ製などのワクチンを接種した人に比べ重症化するということを意味する。
シノバック製ワクチンを接種した人がデルタ株に感染すると、ワクチンを全く接種していない人と同じくらいの症状が出る」と述べた。 保健省の報道官によると、政府の専門家委員会はリスクの高い医療従事者に対し、免疫力を高めるために3回目の接種を行うよう勧告したという。
またアストラゼネカ製、もしくはいずれかのmRNAワクチンが近く接種可能になるとも語った。また、米政府から提供されるファイザー製のワクチン150万回分が、今月末にタイに到着する予定だ。 隣国のインドネシアもこれまでシノバック製に大きく依存してきたが、同政府は9日、医療従事者に対しモデルナ製ワクチンを追加接種すると発表した。
これはまずいね。。。北京オリンピックできるのか?