ワクチン製造すれば、勝手に使えると勘違いする韓国・・今ごろ話が違うとモデルナ社に「駄々」
2021年09月16日 06:31 新型コロナ
三星バイオ、モデルナ製ワクチンを近く大量生産・・「韓国を先に」のリクエストに返事がない
2021.09.16. 午前4:16
三星バイオロジックスが、モデルナ製のコロナ19(COVID-19)ワクチンの大量生産を控えている中でも、依然として国内で使えるかは不透明だ。 本格的な大量生産が目前に迫ったのに、まだモデルナ社からOKを貰えていない。 国内でモデルナ製ワクチンの完成品(DP)を作っても、韓国国民に接種できるかどうかを断言できないという意味だ。
政府は、三星バイオロジックスが生産するモデルナ製ワクチンを国内で使用する案について、モデルナ社と継続して協議しているという立場だ。

産業通商資源部のムン・スンウク長官が6月21日午後、仁川市松島の三星バイオロジックスmRNAワクチン生産ラインの構築現場を訪問している
15日、関連業界によると、三星バイオロジックスは、当初の計画通りモデルナ製コロナ19ワクチンの商品生産を準備している。 現在、試作品を生産している段階だ。
三星バイオロジックスは、モデルナ社のmRNA(メッセンジャー・リボ核酸)方式のコロナ19ワクチンの委託生産契約を今年5月に結んだ。 当時は、今年の第3四半期中にモデルナ製ワクチンの完成品を大量生産し始めると公表した。 第3四半期に大量生産を始め、累積で数億回分の量を作ると予告した。 このような生産計画は今でも有効だ。 つまり、今月中に本格的な商品生産が始まると見ることができる。
三星バイオロジックスの関係者は、「5月にモデルナ社との委託生産契約を締結後、本格的に商品生産を準備してきており、計画通り進行中だ」と言いながら、「顧客企業の製品であるだけに、具体的な大量生産の時期と規模は明らかにできない」と述べた。
三星バイオロジックスは、今月中にモデルナ製ワクチンの商品生産を開始し、2022年上半期にはmRNAの原液を生産できるよう平行して準備している。 国内初のmRNAワクチンの商品生産という意味だけでなく、三星バイオロジックスが抗体医薬品に続き、遺伝子治療剤へと事業領域を拡大するシグナルという点でも注目を集めている。
ただ、三星バイオロジックスがモデルナ製ワクチンの完成品を生産しても、国内のワクチン需給にどれだけ貢献するかは未知数だ。 三星バイオロジックスが生産したモデルナ製ワクチンを、国内で接種できるかどうかも確定していない。
三星バイオロジックスは委託生産を担当するだけで、ワクチン完成品の流通・販売・供給は全面的にモデルナ社が決める。 すなわち、すべての権利がモデルナ社にあるという意味だ。
政府は、モデルナ社に三星バイオロジックスで生産するワクチンをまず先に韓国国内で使用する案について伝えたが、まだ答えを貰えていない。 関連の協議を続けていると説明した。
この日、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は、「モデルナ社との協議に関する詳細な進展状況や内容については、議論が確定した後に発表する」と述べた。
そして「国内で生産される製品なので、今後はワクチンを安定的に需給できるため、外国から輸入するワクチンよりもはるかに有利な環境」と付け加えた。
大韓ワクチン学会のマ・サンヒョク副会長は、「モデルナ製ワクチンは、コロナ19で初めて商用化されたmRNA技術であり、他の海外生産基地でも生産過程で試行錯誤を経験しているだけに、三星バイオロジックスが委託生産した製品にもやはり品質チェックが必要だが、完成品なので大きな問題はないだろう」と言いながら「ただし、国内導入は全く別問題」と述べた。
またマ副会長は「韓国政府代表団が米国本社を訪れ協議した席でも確答を得られなかったため、国内導入を保証することはできない」とし、「世界中がワクチン不足を経験しているだけに、モデルナ社が韓国への優先導入を許容すれば他国からの反発が起きる可能性があり、容易ではない」と述べた。