韓国が40%減らす間に世界は9%削減
「カーボン・ニュートラル」国連気候総会開幕
気候変動に対抗して全世界共同の対応案を作るための「気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)第26回締約国会議(COP26)」が31日(現地時間)、英グラスゴーで開幕した。COPは気候変動に関する国際社会の最高意思決定機関で、1995年以降毎年開催されているが、昨年は新型コロナウイルス感染症の流行で延期された。11月12日まで計13日間の日程で行われるこの会議には、2015年の気候変動に関するパリ協定に参加した196カ国の代表団をはじめ、気候団体・企業関係者・ジャーナリストら約3万人が集まった。中でもメインとなるのは1日と2日の二日間にわたり行われる首脳会談だ。
COP26は2050年までに全世界の二酸化炭素純排出量を「ゼロ(0)」にする実行方案について合意に達するのが目標だ。現状のままならば、2100年に2.7-4.0度上昇すると予想される地球の温度上昇幅を1.5度以内に抑えようというものだ。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日の首脳会談で、2030年国家温室効果ガス削減目標(NDC)を正式に発表する予定だ。原子力を最小化した再生エネルギー中心の政策で、2018年と比べた2030年の二酸化炭素排出量を40%削減するのがその核心だ。これに先立ち、文在寅大統領は31日、イタリアのローマで行われた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の第2回セッション(気候変動・環境)で、「韓国は石炭削減政策を果敢に施行している」「2050年までに石炭発電を全面廃棄する」と明らかにした。
韓国政府は当初、2018年と比べた2030年の二酸化炭素排出量削減目標を26.3%としていたが、9月に35%まで引き上げたのに続き、10月に再び40%へと上方修正した。UNFCCCによると、12日までにNDCを新たに出したり、修正したりした143カ国の目標値を基に計算しても、2030年までに二酸化炭素排出削減量は2010年に比べ約9%低くなると見込まれるとのことだ。
UNFCCCが集計した143カ国の二酸化炭素排出削減量が2030年までで2010年に比べ約9%だが、同期間に韓国は4倍近い約34%を削減するとしており、対照的だと言える。また、新たなNDCを出さない国を含めれば、2030年の世界の二酸化炭素排出量はむしろ16%増えるとの予想もある。