DRAM価格、9.5%急落…
早々と到来した「半導体の冬」
韓国勢の収益性に赤信号
2021.11.01 15:27「半導体の冬」が到来する兆しが見える。メモリー半導体であるDRAM価格の下落幅がここ2年余りで最も大きかった。サムスン電子・SKハイニックスなどメモリー半導体メーカーの収益性には「赤信号」が灯った。半導体業界は在庫を減らして原価を削減する方法で市場変化に対応する計画だ。
31日、台湾の市場調査企業「トレンドフォース(TrendForce)」によると、先月PC用DRAMの平均価格は3.71ドルだった。汎用製品(DDR4 8Gb)の固定取引価格を基準として算出された。今年9月の4.1ドルと比較すると9.51%下がった。PC用DRAM価格が下落したのは昨年10月以降1年ぶりだ。
米国投資銀行のモルガン・スタンレーは今年8月「半導体市場の冬が到来」と題する報告書を出した。この報告では「PCとスマートフォン・サーバー用の半導体需要が少なくなり、DRAM価格が年内に下落に転じるだろう」という展望を出していた。
専門家の間ではDRAM価格が来年上半期まで下落傾向が続くだろうという見通しが出ている。この場合、サムスン電子・SKハイニックスの実績に否定的影響を与える可能性がある。メリッツ証券のキム・ソヌ研究員は「来年4-6月期までDRAM価格が相当幅で下落するだろう」としながら「ただし、来年4-6月期には価格下落幅が縮小し、肯定的信号が現れるだろう」との予測を出した。
サムスン電子メモリー戦略マーケティング室長(副社長)のハン・ジンマン氏は先月28日、7-9月期の実績を発表しながら「深く懸念する状況ではない」と述べた。ハン氏はDRAM半導体の在庫水準が低い点を楽観論の根拠として提示した。サムスン電子はDRAM半導体製造に先端工程を導入し、原価競争力を高めるという戦略を持っている。
先月29日、KOSPI(韓国総合株価指数)市場でサムスン電子は前日比1.27%下落した6万9800ウォンで取引を終えた。個人投資家が「6万電子」(株価が6万ウォン台+サムスン電子)と呼ぶ株価水準だ。
サムスン電子株は先月15日に7万ウォン線を回復したが2週で再び7万ウォン割れとなった。SKハイニックス株も劣勢を免れなかった。先月29日、SKハイニックスは前日比3.29%下落した10万3000ウォンで取引を終えた。
もともと日本から盗み出したメモリ半導体しか作れないK半導体次世代半導体になれば脱落するのは確実だ。