尿素水が品薄 大統領府の作業チーム中心に対応へ=韓国
ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は5日、尿素水の需給バランスが崩れていることから、関係秘書官室によるタスクフォース(作業部会)を設置した。尿素水はディーゼル車の排出ガスの浄化に欠かせないが、中国が尿素水原料の尿素に輸出検査を義務付けたことで輸出が事実上制限され、中国から多くを輸入する韓国では尿素水が品薄になっている。
青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官はタスクフォースの設置について、「国内の産業界・物流業界との協力体制や、中国など尿素の生産国との外交協議といった多様なチャンネルの総合的な活用を期するもの」と説明した。
同タスクフォースを中心に、政府レベルで全方位的な対策作りに乗り出すとみられる。需給が安定するまで緊急点検体制を取り、関係官庁の担当組織とも連携して分野別に対応を議論する計画だ。
韓国が輸入する尿素は約3分の2を中国製が占める。尿素の調達が滞り尿素水の品薄状態が続けば、物流などに大きな混乱を引き起こしかねない。
政府は尿素水の買い占め・売り惜しみに対する取り締まり強化と、尿素の確保に向けた外交的な取り組みの一方で、産業用尿素水を車両用に転用することも検討している
