小さな食堂で18人分予約した客「行けなくなった、自信があるなら通報しろ」…店主の怒り爆発 /咸安郡
慶尚南道咸安郡で小さな食堂を経営するある自営業者が団体予約を受け入れる準備の全て終わった段階で「ノーショー」されたことが話題になっている。「ノーショー」とは予約後にキャンセルの連絡をせず、当日になって客が店に来ないことを意味する。
オンライン掲示板「ボベドリーム」に今月8日「両親が経営する食堂で団体客がノーショーをしました」という題目の書き込みがアップされた。
書き込みをしたAさんは「両親の経営する店でノーショーが発生したのでアドバイスをお願いしたい」と求めた。Aさんによると、両親は2000年から20年以上にわたり小さな食堂を経営してきたという。
Aさんによると、まず今月7日午後4時ごろに予約の連絡が入った。予約した客は「子供を含めて18人の予約が可能か」と問い合わせてきたという。これに両親は「改めて食事を準備しなければならないので難しそうだ」と断ろうとしたが、客が「近くでコーヒーを飲みながら待つ」と言ったので、両親は団体客を迎える準備をしたという。
その後、客は4時50分になっても店に来なかった。何度か電話したところ、客は「5時30分までに行く」と回答した。ところが客は6時になっても来なかった。そのときの状況についてAさんは「5回以上電話をしたが、出なかった」と説明した。
6回目の電話で客は突然「行けなくなった」とだけ言い残して電話を切ったという。Aさんによると、Aさんの姉が改めて電話をかけたが、客は「用事ができて行けなくなった」とだけ言って再び電話を切った。怒ったAさんの母親が直接電話し「他の客を断り別の予約も受けられなかった。1人当たり1万ウォン(約960円)分だけでも入金してほしい。でないと通報する」と伝えたところ、客は「自信があれば通報しろ」と言い返してきたという。
Aさんは「以前なら客が当日になって突然キャンセルした場合でも、『申し訳ない』『次は必ず行く』と言えばなかったことにしていたが、今回の客は知らんぷりで、電話もただ『行けない』というだけで切ってしまった。両親はとても怒っている」「このような場合はどうすればいいのか、何か方法がないか知りたい」と掲示板に書き込んだ。
Aさんの書き込みに掲示板には「予約の意味が理解できない客だ。これは確かに悪い」「次からは必ず手付金を受け取ってほしい」「良心のない客だ」「私も飲食店を経営しているが、こんなケースが多いので予約は絶対に受けない」などのコメントが相次いだ。
この問題について法律の専門家は「業務妨害など故意の場合は処罰が可能だが、故意であることの立証が難しいため法的な制裁を加えるのは実際は困難」との見解を示したが、その一方で「民事上の損害賠償請求は可能」との見方もあるという。ただしこの専門家は「法律よりも市民の意識を変えることの方が大切だ」との考えも示した。
これとは別にAさんの書き込みに対し「食堂は感染対策のルールに違反しているのでは」との指摘もあった。慶尚南道咸安郡の場合、今月1日から私的な集まりはワクチン接種者・未接種者に関係なく集合可能な人数は12人までだ。未接種者は飲食店やカフェの場合だと最大4人までに制限されている。