訪日できない韓国人留学生 東京の家賃は…

感染の拡大が続く韓国では、“ウィズコロナ”政策が中断されることになりました。
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新規感染者が3日連続で5000人前後の高い水準が続いている韓国。重症者も736人と過去最多を更新しています。
韓国 金富謙首相(ソウル、3日)
「オミクロン株という新しい変異も現れ、私たちを威嚇している」
「オミクロン株」の感染者も、これまでに6人確認されています。
こうした状況を受け、韓国政府は、11月にスタートした“ウィズコロナ”政策を中断することを決定。首都圏で最大10人まで認めていた飲食店での集まりを、来週から6人に制限するほか、飲食店でも、ワクチンの接種証明の提示を義務づけます。
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こうした中、日本に渡航できない状態が続いている韓国人留学生、キム・ソヘさん(24)を取材しました。
日本に渡航できない キム・ソヘさん(24)
「もともと日本のアニメとかドラマが大好きで、中学3年から今までずっと(日本語を)勉強しています」
キムさんは、京都の同志社大学に留学し、去年9月の卒業式を前に韓国に帰国。今年4月、東京の早稲田大学大学院に入学しましたが、日本に渡航できず、ソウルでオンライン授業を受けています。
キム・ソヘさん(24)
「ジャーナリズムを勉強しています。(オンライン授業は)壁を前に置いといて、1人でしゃべってるような感じがすごく強いです」
キムさんは、東京で借りている部屋のカギを見せてくれました。春から家賃を払い続けていますが、自らは一度も部屋に入ったことがありません。
ようやく11月になって、日本での入国制限が緩和され、外国人留学生がビザを取得できるめどが立ったところでした。
キム・ソヘさん(24)
「1月から(ビザの)申請をして、おそらく1月末から2月上旬をめどに日本に行けたのではないかと思います。でも、オミクロン株によって、またこれが未定になってしまって…」
オミクロン株の影響で、再び日本の水際対策が強化され、渡航のめどが立たない状況になってしまいました。学びを深める権利を失った感じが、ずっと続いているといいます。
キム・ソヘさん(24)
「(大学院の修了作品として)ドキュメンタリー制作を目指しています。今の段階だと、日本での取材がなかなか難しい現状。(企業の)インターンシップに参加できないし、そのまま、就活を始めなければいけない。先を計画できないという形なので…」