【Netflixの墜落、もう少し見守らなければならない理由】
朝鮮日報
武漢肺炎以降、巨大プラットホーム企業として注目されたNetflixの株価が墜落している。21日(現地時刻)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で、Netflixは前日比21.79%下落の397.5ドルで取引きを終えた。昨年11月17日の700.99ドルと比較するとほぼ半分が飛んで行ったのである。
Netflixの株価の急落は、多少残念な成績表の為である。前日の20日(現地時刻)、ニューヨーク証券市場終了後の実績発表で、昨年第4四半期の新規加入者数は828万人だったと発表した。これは、昨年第3四半期の438万人増に比べ大幅に増えたが、市場の期待値を下回る成績で、金融情報会社リピニティブが集計したウォール街の新規加入者の推定値は839万人だった。ロイター通信は、「最近、武漢肺炎の流行に伴う反射利益が減少し、オンライン動画サービス(OTT)市場の競争が激化した」と新規加入者数の減少原因を発表した。
期待に至らない実績も投資家に悪材料として作用したと思われる。昨年第4四半期のNetflixの売上は77億1,000万ドル(約9兆1,942億ウォン)で、前年同期間比16%増加したが、営業利益は前年同期比34%減の6億3,000万ドル(約7,513億ウォン)に留まった。
Netflixは、DVD配送業者として事業を始めた。リード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフは、映画を流通するつもりで『インターネット(Net)』と『映画(Flicks)』を合わせ、社名をNetflixに決め、2007年、オンライン ストリーミング サービスに参入した。国内では2016年1月7日サービスが導入された。
実際、Netflixの株価の下落は、昨日や今日の事では無い。Netflixの株価は過去6ヶ月間で23.04%、前年比28.61%下落し、 現在の株価は武漢肺炎前と同程度である。
加入者数の増加速度の鈍化と営業利益の減少で投資家は大量に売ったが、国内外の証券業界の反応は否定的なものばかりでは無い。ブルームバーグは、Netflixの平均目標株価を671.2ドルと提示し、CNBCが推算したNetflixの目標株価は663.12ドルである。
ファイナンシャルタイムズは23日(現地時刻)、金融ビジネス コラム レックス(Lex)https://www.excite.co.jp/world/finnish/で、「加入者の増加に焦点を合わせるのはNetflixが収益性が高い会社になったと言う事を無視する事。今年Netflixのキャッシュフローはプラスになるだろう」とし、「Netflixは、加入者から多くの価値を引き出す可能性がある事を証明した為、注目すべき種目」と評価した。
大信証券のキム・ジェジェ研究員は、「売上は毎四半期毎に最高記録を達成しつつも営業利益が減少する理由は、製作費の増加とマーケティング費用・技術投資費用増の為」とし、Netflixの目標株価を570ドルと提示した。
サムスン証券のチェ・ミンハ研究員は、「Netflixの株価の反騰の為にはまた他のヒット作品の発売で、コンテンツの力と健在さを市場に確認させなければならない。昨年8月、Netflixがゲーム市場進出を公式に宣言した為、モバイルゲームの成果にも注目する必要がある」と評価した。
一方、アメリカの投資機関Needham & Coのローラ・マーティン アナリストは、「第4四半期が始まる1週間前に出て来たNetflix歴史上最も大きなヒット作のイカゲームは加入者増には力不足だった。Netflixのコンテンツは、競争優位では無くなった」と評価した。
ディズニープラス、ウェーブ、ティービングなど、国内外でNetflixを見下ろすOTT企業が恐ろしい勢いで成長し、Netflixを追っている。しかし、Netflixの累積加入者は2億2,000万人で誰も否定出来ない1位で、競合他社との競争で優位を維持している為、今年コンテンツの製作に180億ドル(約21兆4,650億ウォン)支出するとモルガン・スタンレーは発表した。最近、株価は下落傾向にあるが、依然としてパンデミック前の水準と変わらず、国内外の見通しも悪くない。Netflixの墜落を断定するのは少し早いのではないか?
https://news.naver.com/main/read.naver?mode=LSD∣=shm&sid1=101&oid=366&aid=0000789190
他国の企業の株価の変動を、韓国メディアがこれほど気にするか? ふつう。