韓国メディア「北朝鮮の弾道ミサイル発射にもなにも対応しない韓国政府……日本政府は4分で情報発信があったのに」
北がミサイルを撃つと… 日本の総理からの指示は4分、ムン・ジェインの会議招集は93分かかった(朝鮮日報・朝鮮語)
北朝鮮がミサイルを発射した時刻はこの日午前7時52分だった。日本岸田文雄首相は4分後の午前7時56分、「北朝鮮ミサイル発射に関する首相指示」を内閣に下達した。▲情報収集・分析に全力をかけ、国民に迅速・正確な情報を提供せよ ▲航空機・船舶など安全確認を徹底せよ ▲予期せぬ事態に備えて万全の態勢を取ろうという3つの事項だった。この内容は日本首相官邸ホームページに掲載された。
韓国政府の最初の立場は日本首相の指示より1分遅い午前7時57分に出た。合同参謀本部は、出入記者団に配布したテキストメッセージで「北、東海上で未常発射体発射」とだけ明らかにした。合参は通常北朝鮮ミサイル発射数分後、このような立場を慣例的に配布したりした。それにもかかわらず、ミサイルと関連して「国民に迅速・正確な情報を提供せよ」という日本首相の指示とは対照されるという指摘が出た。 (中略)
日本官房長官記者会見が始まる時点までも、韓国政府は北朝鮮が撃った発射体機種が何なのかも明らかにしていなかった。合参は日本官房長官記者会見が始まり、4分後の午前9時7分「午前7時52分ごろ、自強島一帯で東海上に発射された弾道ミサイル推定発射体1発を捕捉した」と明らかにしたが、日本長官の発表より無声意一内容だった。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が大統領府NSC全体会議を招集した時刻は午前9時25分だった。日本首相の指示が出た時刻から89分、北朝鮮ミサイル発射時刻から93分が過ぎた時点だった。しかし、これまでもNSCが進行中だったため、文大統領の指示や発言はすぐに知られていなかった。
(引用ここまで)
30日の朝に北朝鮮から中距離弾道ミサイルが発射された際、日本政府からはかなり早めに情報発信がありました。
首相官邸サイトには発射から数分後に情報が掲載されています。
北朝鮮によるミサイル発射に関する総理指示(首相官邸)
ロフテッド軌道だったのでEEZにも届かないものではありましたが。
軌道を見れば日本に届くか否かはだいたい分かるので、Jアラートも発せられず。
日本政府はかなり早いタイミングで「国連安保理決議違反となる打ち上げに対して抗議をした」と明らかにしています。
その一方で韓国政府の動きは緩慢で、93分後にNSC(National Security Council)を招集。
国民に対しては第一報はメディアからのもの。
現在に至ってもミサイル発射について大統領府や政府に資料が掲載されていない。
一応、ムン・ジェイン大統領は「安保理決議に違反」「モラトリアム破棄が近づいたと考えられる」とかいう生ぬるい声明を出すには出したのですが。
文大統領「安保理決議に違反する行為」 北朝鮮の中距離弾道ミサイル(聯合ニュース)
これだけミサイルをバカスカ打たれて、仕上げにIRBM打たれてもいまだに「モラトリアム破棄が近づいた」ですからね。
どれだけ言及したくないのやら。
さすがにいつもみたいな「だからこそ終戦宣言が必要だ」って垂れ流すのは自粛したようですけども。
ムン・ジェインの残り任期は3ヶ月。3月9日の大統領選挙の結果が出たら引き継ぎ以外のなにもできなくなるので残りは実質的には1ヶ月。
北朝鮮との関係改善にすべてを捧げてきた5年間でしたが、成果はゼロというか……むしろマイナスだったかもしれませんね。
なんだったら退任前に北朝鮮からどでかい花火が打ち上げられる可能性すらあるわけで。
無謬でなければならない北朝鮮の国家元首に、ハノイで大恥をかかせた罪というのは大きい、ということなのでしょう。