セウォル号事件 韓国海警解体
イテウォン圧死事件 韓国警察解体
尹大統領「警察に大々的な革新が必要」…「国家哀悼期間」終え対策会議
読売新聞 2022/11/07 17:40【ソウル=溝田拓士】ソウルの梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故を受けて、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は7日、閣僚や民間の専門家を集めた会議を開き、通報への対応の遅れなど失態が指摘される警察について「大々的な革新が必要だ」と語った。
韓国政府は先週末で「国家哀悼期間」を終え、今週から再発防止に向けた検討を本格化させる。協議は、国の安全対策を全面的に見直すものだが、尹氏は警察の失態が政権批判につながらないよう厳しい姿勢で臨む構えだ。
尹氏は会議で「安全管理の権限や責任、迅速な報告システムに関して、全般的に制度の検討が行われなければならない」と述べた。韓国メディアによると、現場を管轄する地元警察署長やソウル警察庁幹部らが業務上過失致死傷容疑などで捜査を受けている。
ハロウィーン時期に若者らが自発的に集まる中で起きた今回の惨事では、主催者不在の状況に対する雑踏警備を想定していない現行制度の不備が浮き彫りになった。会議には大学教授や企業関係者らも加わり、雑踏警備のあり方や緊急救助システムの改善点などについて約2時間議論した。