金正恩氏にプレゼントされた犬、エサ代を理由に韓国政府に引き取りを求める文前大統領…与党「月1400万ウォン年金もらっているのに」
(アンカー)
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が(北朝鮮の)金正恩(キム・ジョンウン)総書記からプレゼントされた豊山犬を引き取るよう言っていることが明らかになり、新旧政権の勢力が衝突しています。
国から受け取ることになっていた犬の飼育・管理費問題を理由に、犬を国に返すことを決めたと言われていますが、一体どんな事情があったのか、チェ・ミンシク記者が詳しく調べました。
【TV朝鮮動画】月1400万ウォン年金をもらっているのに…エサ代を理由に飼い犬の引き取りを政府に求める文前大統領
(記者リポート)
北朝鮮の金正恩総書記は2018年9月、当時の文在寅大統領に(北朝鮮原産の犬)豊山犬2頭をプレゼントしました。
文在寅氏(2018年10月)
「これはソンガンイという名前なんだ」
文前大統領は大統領退任後、豊山犬を慶尚南道梁山市内の私邸に連れて行くことにし、任期最後の日、文前大統領秘書室と大統領記録官が「予算支援は可能だ」という協約書を作成しました。
行政安全部は月242万ウォン(約25万円)の費用も推算しました。
しかし、法的根拠の整備が遅れたため、文前大統領側は5日、行政安全部に対し、「豊山犬2頭を返す」と通知してきました。
文前大統領側は見解文で、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領室の反対により施行令が国務会議(閣議)に上程できていない」と主張しました。
しかし、大統領室は「現在、部処(省庁)で協議しているところだ」「それを待たずに豊山犬を返したのは文前大統領の判断だ」と応酬しました。
これより前、卓賢民(タク・ヒョンミン)元青瓦台(大統領府)儀典秘書官は、文前大統領が私費でエサ代を自ら払ったと言いました。
卓賢民元青瓦台儀典秘書官/CBSラジオ(今年3月)
「実は官邸で飼っていた犬のエサ代も大統領が自ら負担していた」
(与党)国民の力の権性東(クォン・ソンドン)議員は「法令が不備だというなら連れて行かなければいい。連れて行ったなら年金を月1400万ウォン(約150万円)非課税で受け取っているのだから、細かいことを言わず、税金に支援を求めるべきではない」と指摘しました。