という記事が今朝2本出ていたw^^;
「在日3世」の私が、日本から移住してわかった「住みづらすぎる韓国」の“おかしな現実”と「ヤバすぎる道路事情」…!
11/14(月) 7:32配信
現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/be6349345f85f60495bcfd0c5b8743f18f578a93
https://gendai.media/articles/-/101921
「ハロウィン事故」韓国の「意外な道路事情」
韓国の梨泰院は、米軍基地が隣接しており日頃から国際色豊かな街の一つとして知られてきた。また昨今の韓国ドラマ「梨泰院クラス」で脚光を浴び、ソウルでも先端な街として若者に人気が高い。
その梨泰院で10月29日22時半頃に事故が起きた。数十万人が訪れていたという梨泰院の大通りに出る路地でドミノ倒しが起こり、11月1日時点で155名の死亡が確認された。また外国人の死亡者もイラン、中国、ロシア、米国、日本、フランスなど14ヵ国26人に及んだ。
この事故に対して警察の警備の不手際、国と市の管理問題などが指摘されているが、実のところ韓国の道路事情に多くの問題があると韓国に住んでいる私は思う。
実際に日本から韓国に移り住んでからというもの、韓国の道路、歩道でまともに歩ける場所は少ないと感じている。
私が「まともでない」と言うのは、その地形を削ったり整えたりせず自然な地形に道路や歩道を作っているということ。私の住む江南駅付近は丘になっているのだがその「心臓破りの坂」どころの角度ではない、50ccのバイクでは到底登りきれない角度の坂も多い。
危険な「坂」


スリップするほどの急坂(筆者撮影)
実際、私も運動と称して江南駅から日にウォーキングで4~7キロメートル(地下鉄3駅ほど)歩くのだが、どこを歩いても傾斜が多い。まったく腰が悪くない私だが、ウォーキングをすると、その傾斜のためにのバランスを保てずに片方に体重が行きがちで、同じコースを毎日ウォーキングしているとむしろ腰が悪くなりそうな気がするほどである。
なので、この日は左に体重がかかれば翌日は右に体重がかかるコースを歩くようにしているほどだ。
また道路も自然な地形をしっかり慣らさず作るので所々に穴が空いているところがある。それは歩道も同じである。街灯はあっても少し薄暗い路地で何度、落とし穴の様な体験をしたことか。
急な坂には横に階段が設置されているが、その階段がなぜか磨かれた石の階段が多く、冬には-10度以上になるソウルでは坂以上に危険だ。
この段差、必要ですか…?



この段差は必要なのか…?(筆者撮影)
歩道も冬になれば凍る、雪が降るとわかっていて磨かれた石畳の歩道が多い、ただでさえ傾斜に気をつけて歩くのに雨や冬には滑りやすいことにまで気を使い歩かないと行けないのが韓国である。もうちょい削れば整備できるのにと思ってしまう場所が多い。
また歩道から一般道路へ出る際の段差も結構あったり、階段の段差に均等性がなかったりと気をつけていないとすっ転んでしまう場合がある。
またマンホールも、道路よりへこんでいるのはまだ良いほうで、道路面より出ているマンホールは気をつけないとこれも蹴躓くのだ。
日本に住んでた頃は決して道路、歩道に不安を感じたことはなかったが、韓国では外に出るだけでそんな不安に気をつけなければいけない。
山に沿ってできている街
梨泰院駅の前の大通りを挟み北と南が山になっている。その道を挟み路地裏はほとんど坂だ。
梨泰院駅の北側は若者に人気の飲食店、クラブが乱立していて、梨泰院駅の前の道を南に下がると東京の骨董通りの様なアンティーク家具取扱店が多い。その南に下がる道の西側にも飲食店は乱立し、東側の一角は繁華街になっている。
一度、梨泰院の北と南の山を車で行ったことがあるが、登りきった後の下り坂では極端な表現だが後部座席に座ってると運転席頭上のサンルーフから前方が見えるほど傾斜が激しく感じる。
韓国ドラマ「梨泰院クラス」内で2件目にオープンしたお店は、梨泰院駅の北の山側のまさに「心臓破りの坂」を登った場所にある。
ドラマでも「この店は死に店」と言われた店舗は坂がきつく人がよりつかない場所であったが、ドラマでは地域店舗と協力し合い活性化を図り人を呼び込むと言う設定だ。だがソウルではで地域店舗が協力し合うことはほぼないと言っていい。これは長く韓国で商売をしてきた私の率直な実感だ。
おそらく、乱立する店舗は人が集まった際の災害時、事故時の対応、地形的危険地域の改善を行う町内会の様なものもないだろう。そのため、事故が起これば大惨事になりかねないという側面はあるだろう。
地域協力という意識が少ない…


日本の場合、商店街やモール内店舗は協力し合って、その地域の活性化に努める。またハロウィンの様な毎年行われる主催者のないイベントの場合、その地域の住民、店主が警察と対策を相談したり、それまでの事故を教訓としたりと準備に準備を重ねるが、それでも事故が起こる時は起こる。
ただそれだけ準備、計画をしていた場合、その準備、計画に何が不足しなぜ事故が起きたかの要因、原因も直ぐに把握ができるが、韓国の場合はそうはならないだろう。
私は韓国で日本の加工食品の貿易、販売を行っていたが、百貨店でさえイベント参加要請を2ヶ月~1ヶ月半前にしてくる。
私が扱っていた商品の場合、商品の準備、輸入手続き等に最低1ヶ月超必要なのだ。それなのに2ヶ月前のイベント要請も2週間前にならないと出店場所が決まらないので、販売用の器具類も合わせられない。でもそんな要望に応えられる業者のみが百貨店でイベント出店や店舗を構えることができるのだ。
「自分さえよければ」という人たち
それでも韓国では誰もが羨む百貨店出店なのだからこちらも必死に食らいつき結局、韓国式の「やっつけ仕事」になり何一つ計画、準備が出来ず「イラつき」だけが後に残る作業になり、日本の様な計画性を重視するビジネススタイルの私に取ってはストレスだけが溜まっていった。
また地域、商店の協力に関しても、私は一度、弘大(ホンデ)駅の隣、合井(ハプチョーン)駅のソウルの駅ビルで企画を上げて、イベントを行ったことがある。
そこは多くの芸能人や某企業のCEOなどが居住する高級高層アパートとショッピングモールがひとつになった複合団地、駅ビルで、芸術やアートの街であり、トレンドに敏感な若者に人気な場所なのだが、ここに店舗を構える店の店主は何一つ協力的ではなかったことを覚えている。
そのモールを盛り上げるための企画にもかかわらず、他人事の様に非協力的で、結局行ったイベントも手応えとしてはもう一つになった。
結局は「自分さえ良ければ」と言うことでその地域で協力し合い活性化しようって意識は全くなかったことを鮮明に記憶している。
歩道の真ん中で…
梨泰院という地域も私の住むカンナム駅周辺も同じ様に店舗が乱立しながら年に数回、大きなイベントも行われるが、すべて市の管理に寄るもの、でその地域の店舗が何かしら市に警察に相談、協力をするということはなかったのかもしれない。
私が韓国は暮らしにくいと話すのは、この国がどんな経済大国、先進国と言っても、普通に暮らす上で日本と比較すると不安が多すぎるからなのだ。
道を歩くにも落とし穴の様なものにぶつかり、どこを歩いても体が斜めになり、崖を上る様な階段や坂道、そこら中にある電線から垂れているネット回線、歩道の真ん中に置かれている市管理のゴミ箱……これではどこで事故が起きてもおかしくないと思う。
それでも、今回も梨泰院事故でも犯人探しが始まって、「うさぎのカチューシャをした男組5人」を探せと盛り上がっている。また、警察の対応の遅れも指摘されているが韓国の警察は昼の市民団体のデモに各署から多くの応援人員が駆り出され夜の人員はビックリするほど少ないとカンナム警察署の友人刑事が話していた。
今回の事故から真の教訓を学ぶことはできるだろうか。
さらに連載記事『韓国が「日本より暮らしやすい国」だって…? 「在日3世」の私が久しぶりの“日本帰国”でわかった「おかしな韓国」のヤバい現実』では、そんな私が韓国に移り住んで直面した“違和感”についてレポートしよう。
豊 璋(在韓国コンサルタント)
韓国・梨泰院159人圧死事件から考える、韓国で大規模事故が減らない理由
11/14(月) 6:01配信
ダイヤモンド・オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/df6174e28232ad27f929fdb4305918e8702e2ed5
https://diamond.jp/articles/-/312822

釜山の繁華街、西面の路地裏。看板がはみ出し、段ボール箱が道路上に置かれている(筆者撮影)
韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)でハロウィーンのために集まった群衆が転倒し、156人が死亡するという大惨事が起こってから2週間が過ぎた。いまだ深い悲しみに包まれている韓国であるが、その悲しみの裏で、度重なる安全を軽視した人災に対する怒りと失望感も広がっている。日本でもこのニュースは衝撃をもって伝えられ、「どこにでも起こり得る事故だ」という声も聞かれる。しかし、韓国でこれだけの人災とも言うべき大きな事故が多発する背景には、安全対策の見直しや反省だけでは改善できない韓国の事情もありそうである。(韓国在住ライター 田中美蘭)
● 第二、第三の梨泰院事故を引き起こしそうな予兆は至るところに
日本でも報道されているが、今回の事故現場となった梨泰院の路地は、緩やかな傾斜のある狭い道の両側に店舗が軒を連ねている。事故当日はそこに身動きを取れない程に群衆が密集していたこと、また、再三指摘されている通り、警察の警備が不十分であったことを考えると、さまざまな不運や要因が重なって起こってしまった事故だと言えるだろう。
しかし、こうした事故は梨泰院に限ったことではなく、韓国の繁華街であればどこでも起こる可能性を秘めている。韓国の繁華街は、大通りから一本裏に入れば狭い路地がひしめき合っていることが多い。その路地のほとんどは一方通行で袋小路のようになっており、「コルモク」と呼ばれている。韓国の繁華街の多くは古くから栄えている地域であり、こうした入り組んだ道がそのままで今も残されていることが多いのである。
写真のこの路地は第二の都市・釜山の西面(ソミョン)という繁華街にある。見ての通り狭い道の両端には、店が看板やディスプレーを出していたり、廃棄用の段ボール箱が置かれていたりして乱雑な様子が分かるかと思う。その上、実際に歩くと度々、歩行者の横をかなりのスピードですり抜けて行くオートバイや車もあり、危険も感じる。
さらに今回の事故では、現場近くのホテルのテラスが増設されていたことで道幅を狭め被害を拡大したのではないかと指摘されている。こうした建物の違法建築も韓国では度々、問題視されているが、実際には罰金を課せられてもそれに従わないケースも多いのも事実である。
こうした韓国の路地の危険性は、今回のような群衆による転倒事故に限ったものではなく、他の災害でも被害を大きくする原因になるであろうことは十分に考えられる。例えば火災が起きた場合に、消防車や救急車が狭い道幅や、障害物によって現場へ進入するのが困難になったり、消火や救助活動に支障が出たりすることは容易に想像できる。
こうした街中の地理的な事情に加えて、公共の場での秩序というものも韓国で日常生活を送っていると気になることが多い。例えば、混雑した雑踏や車内、店内といった場で、前方の人を一言もなく押して追い抜こうとしてくることが多い。また現在でこそ、交通ルールが厳しくなって改善されたものの、かつてはバスがバス停留場で完全に止まらず、減速してきたバスをめがけて客たちが一目散に小走りで飛び乗るといった光景が普通であった。また、車の運転を見ても運転の荒さや、車がいったん停止をしない、駐車の仕方が悪いなど、外国人からは韓国の「交通マナー」について苦言の声もよく聞かれる。
こうしたところからも、危険を考えたり、ルールを守ったりするということよりも「少しぐらいはルールを破ってもいい」「みんなもやっているから」といった自分本位な姿勢が目についてしまう。こうしたことも、今回の事故と全くの無関係とはいえないのではないかと考えるのである。
● 人災のみならず自然災害でも、安全が軽視されがち
そして、人災のみならず自然災害においても、対策をしていれば被害を防げていたかもしれないところ、大きな被害が出てしまった不幸なケースもある。
今年8月、ソウルとその周辺の首都圏は100年に一度というレベルのゲリラ豪雨に見舞われた。その結果、ソウルの南部を中心に広範囲で道路が冠水し、多くの車が洪水に巻き込まれる被害が出た。また、地下鉄駅構内や商業施設でも浸水被害が続発、さらに映画「パラサイト」でも注目された半地下住宅で、大量に流れ込んできた水で3人が溺死するという被害が出た。
また9月には台風11号が南東部の浦項(ポハン)を直撃し、市内を流れる河川が氾濫。近くのマンションの地下駐車場に、水が流入したことで駐車場から車を退避させようとした住民たちが巻き込まれ7人が死亡した。
筆者の住むアパートも河川が近く、大雨の際には川の水位が上がり、水が遊歩道まで押し寄せていること、やはり地下に駐車場があることから、浦項の台風被害は人ごととは思えない。
韓国の建築物は、そのほとんどが地下駐車場を持っている。半地下は、元は朝鮮戦争時の避難壕として造られ、その後、1980年代には都市部の住宅不足の解消手段として住居として利用されるようになったものだ。家賃の安さなどから、かつては独身者や学生に人気があったものの、現在では新たに半地下を建造することは禁止されている。老朽化や、火災や水害など災害時に逃げ遅れるリスクがあるなどの面で問題視されているが、都市部を中心に半地下に住んでいる人は今も多い。今回の豪雨での被害も、「懸念されていたことが的中してしまった」という声が上がっていた。
● 政府・自治体レベルでは災害対策が進みつつあるが……
韓国では2016、17年にマグニチュード5クラスと観測史上最大の地震が起き、これ以降、特に国や自治体は災害時の緊急速報や、国民への安全確保の呼びかけ、地域ごとの避難場所の設置といった施策を積極的に行うようになっている。それでも近年、世界各地を襲う異常気象や地震災害は韓国も無関係ではなく、韓国でも大型台風の直撃や集中豪雨といった気象被害に悩まされている。特に前述した、この夏ソウルを襲った集中豪雨では都市部の治水工事の必要性を見せつけられた。政府、自治体、企業いずれも、今後さらなる対策の必要に迫られるだろう。
韓国も、2014年の旅客船セウォル号の沈没事故や、近年の大きな地震、台風の自然災害、さらに2015年のMERS(中東呼吸器症候群)や新型コロナウイルスといった感染症による社会的混乱を経て、少しずつではあるが、政府や自治体による対策や対応に変化が見られていることも事実である。また、社会に大きな衝撃や影響を与えた事故や災害が契機となり法が改正されることも多く、そのスピードも速いといえる。
しかし、国民一人一人の根本的な意識は、それほど変わっていないと言えるかもしれない。大きな事故や災害が起こるたびに、その検証が行われるよりも先に、国全体が追悼ムードに染まり悲しみに暮れる。非難のターゲットを見つけては糾弾、デモを起こし「政治問題」として世論が扇動される、という事態を、韓国社会は毎回繰り返してしまう特徴がある。今回の梨泰院事故も、同じパターンをたどる可能性は高い。感情だけでは何も解決しないのだが……。この、韓国特有の体質が変わらない限り、これからもこうした事故が起こり続けるのではないかと懸念してしまうのだ。
田中美蘭