宇宙ベンチャーのアイスペース(東京)が開発した月着陸船が30日午後5時39分、米スペースX社のロケットで米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられる。着陸は来年4月末頃の予定。世界初の民間による月面着陸を目指す。
月探査をめぐり、米国や日本、欧州各国などが参画し、国際協力で月や火星への有人探査を目指す「アルテミス計画」の進展に伴い、民間による宇宙開発も加速している。民間を巻き込んだ宇宙ビジネスの進展は、日本にとっても急務の課題である。
今回のアイスペースの月着陸船の打ち上げは、需要増が見込まれる月への物資輸送サービスの確立に向けた技術の検証が目的で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ロボットやアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの政府宇宙機関の探査機など計7つの「荷物」を月まで運ぶ計画。2025年までに計3回の月着陸を行うことを計画している。
アイスペースの計画が成功するかどうかは、今後の日本の宇宙ビジネス進展の試金石にもなりそうだ。
