韓国のスポーツ選手に大規模な「違法兵役忌避」事件か……「私に任せれば兵役免除間違いなし」を自称するブローカーが暗躍
兵役判定書を見てみると… 2年ぶりに「現役3級→5級免除」(SBS・朝鮮語)
私たちが単独報道した兵役不正の速報続きます。 兵役ブローカーが「払い戻しをする」とまで自信を示し、兵役免除を斡旋したという録音内容、昨日(29日)おつたえしました。 私の取材陣が実際にブローカーを通じて兵役を免除を受けた人の兵役判定書を入手しました。
この6月「兵役ブローカー」具某氏を通じて兵役免除を受けたA氏が兵務庁から発給された兵役判定を通知書です。
A氏は2015年に現役入営対象の3級判定を受けたが、2020年の再身体検査対象となった後、翌年てんかんで4級服務要員判定を受けました。
ブローカー具氏に会って2000万ウォンを渡した後、偽のてんかんの診断手法を伝えて聞いた後、等級が変わったのです。
1年が経ったこの6月にはてんかんで5級免除最終判定を受けました。 (中略)
兵役処分変更員を出せば疾病の経過によって、追加で身体検査を受けられるがてんかんの診断に1年以上追跡検査が必要な点を狙って長期間にわたって身体等級を操作したものです。
検察は最近、A氏を被疑者身分で召喚調査し、A氏は容疑のほとんどを認めたことに伝えられました。
検察は、ブローカーの具氏が、オンラインでブログなどを通じ、兵役逃れに成功したと主張する数百件あまりの事実かどうかを全部見ています。
(引用ここまで)
なるほど、当然存在するだろうとは思っていましたが「私に依頼すれば兵役免除が入手できる」というブローカーが存在するというニュース。
この記事で書かれているA氏はバレーボールのチョ・ジェソンという選手。
「兵役免除できなければ返金します」とまで書いてあるブローカーを頼りにしたところ、再身体検査が行われて「てんかん症状がある」という本人の主張が認定されて現役兵としてではなく後方支援を行う社会服務要員判定を受けたとのこと。
当然、そうしたノウハウを持った「もっとうまいブローカー」が存在するだろうということは想像に難くない。
なにしろ一般人の兵役免除率は6%台であるにも関わらず、財閥とされるグループの免除率は33%と5倍にもなるとされていました。
さらにサムスングループ一族の場合では73%に達していたそうです。
いや、財閥には病弱な子供が多いんですねーってそんなわけもなく。
サムスングループの総帥であるイ・ジェヨン副会長は椎間板ヘルニアで。彼の父親や叔父(サムスン創業者の子供たち)も一切兵役をしていません。長男であるイ・メンヒは「日本に密航して兵役を免れた」と自伝で書いているそうで。
こうした部分からも「我々は特別な人間だ」という意識が生まれるのでしょうね。
ナッツリターン事件をはじめとして2世、3世の起こすめちゃくちゃな事件はそうした自意識の反映ではないかと感じられます。
閑話休題。
で、件のバレーボール選手は「確かに私は兵役免除を依頼した」として謝罪しています。
プロバレーボールチョ・ジェソン「私は兵役不正加担者、罰を受ける」(オーマイニュース・朝鮮語)
さらにこのブローカーが多くのスポーツ選手の兵役免除に関わっているのではないかとされています。
年末からスポーツ界隈はこの話題で大騒ぎされてまして。
「病気が理由で兵役免除」とされている選手への疑惑が膨らみ続けているといった状況。
すでにサッカー選手が弁護士を伴って出頭しているとの話。
スポーツ選手にとっての全盛期にあたる20代での1年半(ムン・ジェイン政権下で短縮済み)はなんとも厳しいのも間違いないのですけどね……。