首脳会談後の共同記者会見でも「踏みこみすぎない関係性」を前提にした日韓関係……しばらくはこのままかな
「長い冬の時期を抜けて大統領お迎え」(産経新聞)
岸田文雄首相は16日、官邸で行った韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との共同記者会見で「今週に東京では桜の開花を迎えたが、長い冬の時期を抜けて、2国間訪問としては約12年ぶりに韓国の大統領を日本にお迎えした」と述べた。その上で「19965年の国交正常化以来の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係をさらに発展させていくことで一致した」と説明した。
(引用ここまで)
日韓首脳会談が終わり、岸田総理、ユン大統領が共同記者会見に出席しました。
ざっくりとですが「ああ、これはまだ共同声明が出せるほどの成果が得られなかったのだな」と感じられるものでしたね。
実際の会見の内容はこちら。
あれだけずたずたにされた二国間関係がそんな簡単に修復できるわけないわな、という距離感。
諸手を挙げて友好をうたうわけでもなく、さりとて未来志向をしないというわけでもなく。
初手としてはこれくらいでいいのかな。
今回の首脳会談にあわせた形で半導体材料輸出管理強化について、厳格化措置は終了。
ただし、優遇措置を得られるグループA(旧ホワイト国)への復帰は行わない。
韓国向け輸出管理を解除、半導体部材など3品目 経産省(日経新聞)
個人的にはうまい落としどころを見つけたかな、という感触。
韓国企業がやってきたのは中国への迂回輸出と思われます。
アメリカのCHIPS法との兼ね合いもあって、以降はそんなこともできないでしょう。
今回の措置は踏みこみすぎていない、「日韓の距離感」をそのまま反映したもの。
ま、どちらにしても「政権が変わったらすべてなくなっても構わない」くらいの関係性を保つのが最良かな。