財政難の救世主は「砂」? 京都市が「白川砂」売却へ 世界遺産・龍安寺の石庭にも使用
4/4(火) 21:51配信
日テレNEWS
華やかなイメージがある京都市ですが、開業以来、利用客が伸び悩んでいる地下鉄東西線の赤字を京都市が穴埋めしてきた影響で、市の実質的な借金は8400億円に上ります。
その窮地を救うかもと、今、注目されているのが「砂」です。京都市内で採れる「白川砂」と呼ばれる砂は、世界遺産の石庭などにも用いられる、希少価値の高い砂として知られています。
京都市建設局・河川整備課 金森敦司課長 「粒径が均一で白い砂である点が貴重。
きめ細かさが『白川砂』の良いところです。売却することによって、利益を得られたらより良いのでは」 京都市が白川砂に注目した背景に近年の大雨がありました。
大雨の影響で、市内の山奥では大量の白川砂が堆積する事態になっています。
京都市内を流れる白川の上流では、2021年は年間約3000立方メートル、学校のプールの約10杯分の砂がたまり、撤去するために約3000万円の費用がかかりました。
白川砂の売却は土砂災害のリスクを減らし、厳しい財政の一助にもなる一石二鳥の案なのです。
京都市建設局・河川整備課 金森敦司課長 「造園業の方から『少量であれば活用できるのでは』と。
とにかくコスト縮減を図っていきたいのが第一です。
我々の大切な資源であるので、有効活用して少しでも財政に寄与していきたい」 白川砂は京都市の救世主になれるのでしょうか。
市は2023度中に売却価格を設定し、具体的な売却方法についても検討を進めるということです。