〝高賃金の国〟韓国の若者が見せる奇態 恥ずかしい「海外旅行の経験なし」を補う「日本行き」
日本を訪問する韓国人が猛烈な勢いで増えているようだ。
韓国のネットには、若い世代が書いた「日本旅行記」がたくさん載っている。
それを読むと、彼らはなぜ日本に来るのか―とても不思議に感じられる。
ほとんどのスレッドが映像を付けている。
繁華街や名所・旧跡を撮ったものが多いが、
自分が食べた料理を撮った映像もかなりある。それを見ると「何のために」の思いが高まる。
粗雑な盛り付けかたを見ただけで分かる安価な居酒屋の刺し身、
小皿に載った2貫の寿司(=つまり回転寿司)、
格安のファストフード、あるいはコンビニ弁当…。
「旅行に出たら、その地の名物料理を、ちょっと高級な店で」と思い込んでいる私の頭が古すぎるのか。
いや、そうだとしても、彼らのほとんどは1泊2日の日程だ。
そのうちの1食を、世界中にあるファストフードチェーンや、コンビニ弁当で済ます気が知れない。
宿泊先は民泊やカプセルホテルが多い。
中には24時間営業のサウナ風呂で宿泊代を浮かした話もあった。
これが、「日本より賃金水準が高くなった」と称する国の若者の姿なのか。
どうやら、韓国のネットに出ている
「大阪に着いたら、まず行くべき場所」
「福岡の安くて旨い店」
といった〝お薦めスポット〟にばかり押しかけているのだろう。
朝鮮日報(韓国語サイト2023年4月15日)に面白い記事が載っていた。
―生徒が休まずに学校に通うと、
「お前の家は貧しいから、海外旅行に行けないのだろ」
とイジメに遭う。それで、親は慌てて安価な日本旅行のチケットを買う―
「海外旅行の経験なし」は、韓国では「恥ずかしい」ことなのだ。
その「恥ずかしさ」から脱出するための安くて手軽な手法が「日本行き」であるわけだ。
韓国の右派サイト「イルベ」には、「今や、日本旅行に行くのは貧乏人であり…」とする書き込みがあった。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。
頼むから来るな