『ツェねずみ』 著:宮沢賢治
古い家の屋根裏に、「ツェ」という名の鼠が住んでいた。ある時、ツェねずみはいたちから、戸棚から金平糖がこぼれ落ちているとの情報を得る。喜んだツェがその場へ行ってみると、すでに蟻が大勢たかって運び出しており、ツェは手に入れ損ねる。怒ったツェはいたちの元へ駆け込み、「私のような弱いものをだますなんて!償うてください、償うてください(償ってください、賠償してください)」と喚きたてた挙句、いたちが集めた金平糖を首尾よく取り上げて持ち帰ってしまう。万事がこの調子なので、他の鼠からも動物からも嫌われる。
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まんまである。