有罪判決の元法相の新党、韓国総選挙で急伸 「尹政権の無力化目標」

外国メディア向けの記者会見で発言する「祖国革新党」の曺国代表=2024年3月27日、ソウル、太田成美撮影
4月10日に投開票される韓国総選挙(定数300)で、革新系の前政権下で法相を務めた曺国(チョグク)氏(59)率いる新党が注目を集めている。既存の保革2大政党が競り合う展開が続くなか、両党に批判的な層を取り込み、「キャスティングボート」を握る存在をめざしている。 曺氏が中心になって今月3日に結党した「祖国革新党」は、比例代表に曺氏を含む25人を擁立し、10議席獲得という目標を掲げる。保革2大政党が強い小選挙区では擁立を見送った。 曺氏は27日、外国メディア向けの記者会見で、革新系の最大野党・共に民主党と選挙後に協力する可能性を示唆。同党と合わせて相当数の議席を得ることで、「尹政権をレームダック(死に体)化することが目標だ」と述べた