韓国では一般紙でもビットコインの値動きが逐一伝えられるほどに仮想通貨が一般的……つまり、その背景には
「どこまで落ちるんですか」……ビットコインに賭けたアリたちが嘆く (韓国経済新聞・朝鮮語)
米国の金利引き下げの期待が後退し、最近下落傾向を示したビットコイン(Bitcoin、BTC)は、中東地域の地政学的リスクが高まり、不安感に劣勢を続けている。
市場専門家たちは、ビットコインが6万5000ドルを安定的に突破すれば、上昇傾向が続く可能性が高いが、失敗した場合、下落傾向が続く可能性があると見通した。 分析家たちは、ビットコインが6万ドルを下回る場合、下げ幅がさらに大きくなりかねないという見通しも出した。
20日午前10時25分現在、アップビットウォンマーケットでビットコインは前日比0.64%上がった9318万ウォン(バイナンスUSDTマーケット基準6万3447ドル)で取引されている。 同時刻、キムチプレミアム(海外取引所と国内取引所の価格差)は6.44%を記録している。 (中略)
ビットコインは香港ビットコイン·イーサリアムETF承認好材料で6万7000ドルまで一時上昇したが、現在までその上昇分をすべて吐き出した形だ。 (中略)
香港のビットコインETFは予想より資金流入が大きくない可能性もあるという意見も出ている。
(引用ここまで)
ビットコインが下落基調にあります。
対ドルの1ヶ月チャートはこんな感じ。
7万2000ドルに届こうかってところまで行っていたのですが、今週半ばには6万2000ドルを割りこむところまで下落。
まあ、裏付けがなにもないビットコインをはじめとする暗号通貨はこうして値動きが大きくて当然。
ただ、韓国の場合はちょっと違っていまして。
こうしたビットコインの値動きの予想を一般紙が延々と語り続けるのです。
引用部分はほんの一部で「これからのビットコインの値上がり要素と値下がり要素」をずーっと続けて書いています。
これは韓国経済新聞にかぎった話ではなく。
半減期控えたビットコイン…海外専門家が見た価値と危険性は(世界日報・朝鮮語)
ビットコイン半減期完了…価格変動幅 一応は微々たるもの(聯合ニュース・朝鮮語)
まあ、ざっとこんな感じでビットコインについて一般紙だけでなく、通信社まで取り上げている状況。
日本でビットコインの半減期について言及しているのなんて日経の記事くらいしか見当たらなかったですけどね。
2022年時点で韓国では全国民の9人にひとりが仮想通貨の投資経験があるとの統計が出ていました。
韓国で「階層脱出」の手段として使われる暗号通貨、9人にひとりが投資経験あり(楽韓Web過去エントリ)
韓国においてはビットコインをはじめとする仮想通貨の値動きが国民的関心事である、というわけです。
投資……というか投機に熱心であるというのは間違いないところですか(だいぶオブラートに包んだ表現)。