韓国メディア「日本の関税に追いつかなければ韓国のGDPは大打撃を受けてしまう!」 ……おー、だいぶパニックになってますなぁ
「関税交渉が不発に終わるとGDPが9兆ウォン蒸発」 日本の関税率を反映すればさらに打撃は大きくなる(東亞日報・朝鮮語)
韓米関税交渉が関税猶予期限である来月1日までに妥結されず、25%の相互関税が発効すれば、韓国の主力輸出産業の競争力が悪化しかねないという懸念が出ている。 先立って米国の関税措置が韓国の実質国内総生産(GDP)を最大0.4%引き下げるという観測が出てきたが、輸出主要品目で競合中の日本の関税率が15%に低くなったことを考慮すれば、さらに大きな打撃が避けられない。 韓国銀行が5月に展望した今年0.8%成長さえ達成しにくいだろうという意味だ。
27日、関係当局によると、韓国政府が対米関税交渉に失敗すれば、「回復不可能な構造的な損失」を被ることになるという分析が提起されている。 先立って対外経済政策研究院(KIEP)は先月30日、韓米関税協議関連公聴会で「米国の関税政策がそのまま強行されれば韓国経済が安定を回復するとしても実質GDPが0.3〜0.4%減少する可能性がある」と予想した。 昨年、韓国の実質GDP(約2292兆ウォン)を考慮すれば、最大9兆2000億ウォン程度が蒸発する可能性があるという意味だ。 米国が韓国に予告した相互関税25%と鉄鋼·アルミニウム(50%)、自動車·部品および半導体·医薬品(25%)などの品目関税がそのまま施行された時を前提に推算した数値だ。
ただ、当時は日本が米国との関税交渉を妥結する前だった。 日本の相互関税率が25%から15%に、自動車関税率が27.5%から15%に下方修正されたことは分析に反映されなかった。 専門家らは、日本の関税率引き下げを考慮すれば、関税交渉が不発に終わる場合、我々の損害が予想を上回るだろうと口をそろえる。 韓国の輸出企業が日本より高い関税率を適用されることになれば、価格競争力の低下で輸出あるいは販売量の打撃が避けられないためだ。 梨花女子大学経済学科のソク·ビョンフン教授は「米国への輸出依存度が高い完成車と自動車部品メーカーが価格競争力で日本企業に遅れをとる可能性があり、懸念される」と指摘した。
(引用ここまで)
EUがアメリカとの関税交渉の一環としてアメリカ産の自動車関税を0%にしたのですが。
え、いいの?
日本企業のアメリカ工場から出荷されてももちろん0%なんだよね。
現状、EUとのEPAでは自動車についてはたしか来年まで関税が設定されているのでだいぶお得。
東海岸から輸出すれば、スエズ運河経由になる日本よりよほど近いですしね。
こうしたちょっとしたエラーを日本企業が見逃すとも思えないなぁ。
ま、それはともかく。
韓国に残された通商交渉期限はあと3日。
アメリカは当然、本番ともいえる中国との交渉を優先するでしょう。本当に31日に交渉できるかどうかすらまだ分かりません。
で、結果として韓国メディアをはじめとしてかなりパニック状態に陥っていると。
もう22日の日米合意からこっち、延々と「日本と同レベルにならなければ!」とうわごとのように言い続けてます。
ここまでのパニック状況はGSOMIA破棄宣言以来ですかね。
まだ結果は分かりませんが、トランプ政権が欲しがっているものを理解していないっぽいんだよなぁ。
トランプ政権はなによりも「アメリカ国内の雇用」を必要としているんですよ。
雇用を生む工場等の直接投資を求めている。
そして有権者に自分の作り上げた雇用の数字を高らかに謳いあげたいんですよ。
だからアメリカの自動車メーカーが日米の関税合意内容に文句を言ってきてもなんのリアクションも返さない。
「じゃあおまえらもメキシコやカナダじゃなくて、アメリカ国内に工場を作ればいい」ってだけ。
米自動車業界団体、日本との貿易合意に懸念表明 「悪いディール」(ロイター)
トランプは「アメリカで商売したければアメリカの雇用に貢献しろ」って言い続けているのに、それを無視しているんだよなぁ。
対応できないだけかもしれんけど。