韓国メディア「イ・ジェミョンは米韓首脳会談で『アメリカのアジア戦略につきあうつもりはない』といえるのか、それとも」……「アメリカにも謝々」で済まそうとか思ってるんじゃないかな
関税の次は安保 「李在明政権はトランプ政権の『新アチソンライン』を阻止せよ」(朝鮮日報)
第二次トランプ政権の国防政策の中心人物として挙げられるコルビー国防次官(政策担当)も同様の見解を堅持している。コルビー氏は「米国は膨張する中国の覇権に対抗するため、ヨーロッパの戦略資産をアジアに集中させなければならない」と主張しながらも、台湾と韓国に対しては「米国が直接防衛するのではばく、中国けん制の観点で必要な水準の介入だけを行う」という立場を明らかにしている。これは韓国と台湾が国防費を大幅に増額し、自らを防衛しなければならないという主張で、最近トランプ政権周辺で取り上げられている新アチソンラインとも符合する。
韓米同盟と在韓米軍を軽視するトランプ政権の姿勢を受け、外交・安保専門家は「新しい形のアチソンラインが出てくる可能性を排除できない」と懸念している。トランプ氏は大統領選の選挙運動中の昨年5月、雑誌「タイム」のインタビューで改めて在韓米軍撤収を主張し、「危険な地域に(在韓)米軍が駐留するのはとんでもない。韓国は豊かな国だ。 なぜ我々が誰かの代わりに防衛しなければならないのか」と強く問いかけた。 (中略)
トランプ政権周辺で「アチソンライン」が論議されるのは日本があるためだ。米国にとっては、たとえ在韓米軍を全面撤収させ韓国を極東防衛線から除外しても、日本列島が「防波堤」の役割をするとの判断がある。トランプ氏は在日米軍駐留経費の日本側負担分には不満を示したが、在日米軍を全面撤収する可能性には言及していない。
(引用ここまで)
保守紙である朝鮮日報が米韓首脳会談でなにを言い渡されるのか、「新アチソンラインが成立するのではないか」と汲々としています。
まあ……当初からトランプ政権はイ・ジェミョン大統領に対して不信感を抱いていたのは間違いないところです。
CSISの朝鮮半島担当主席であるビクター・チャ氏が幾度となくその警告をしていますね。
かようにビクター・チャ氏は「米韓同盟は韓国にとって生命線」「等距離外交なんて夢を見るな」って話を繰り返し述べています。
そのくらい現在の韓国が置かれている立場というものは微妙なものとなっているのですね。
特に在韓米軍の扱いについてはもう「おまえらがなんで在韓米軍の役割を規定するんだ」くらいに思っているのは間違いありません。
台湾有事に限らず、対北朝鮮以外の戦争・紛争では在韓米軍基地は後方支援のためであっても使えないというのが韓国政府のこれまでの一貫した立場。
米韓同盟条約にはそんな文言、ひとつも書いていないのですけどね。
朝鮮戦争当時であればともかく、もはや韓国は充分に経済成長を遂げている。
通常装備においては北朝鮮を圧倒する立場にあるのです。
対北朝鮮防衛は韓国だけでやってもらい、在韓米軍はアジア地域において後方支援の役割をする。現在の在韓米軍の空軍、海軍力はそこまで大きなものではないので後方支援がどうにかってところでしょう。将来においてはどうなるかは分かりませんが。
今年の5月には「韓国は中国と日本の間にある空母う」と在韓米軍司令官が述べていましたが、これこそがアメリカの現在の方針なのですよ。
「韓国には韓国の立場がある」と現在の立場を堅持するのであれば、米韓同盟破棄しか手段はないんだよなぁ。
アメリカはアジア戦略のひとつとして韓国を扱いたい。
韓国はそれにつきあうつもりはない。
であれば、もう交渉の余地はないわけで。
トランプ政権は「韓国はアメリカのアジア戦略に対してどれだけ貢献するつもりがあるのか」を米韓首脳会談で問うてくることでしょう。
それに対してイ・ジェミョンはどんな返答を出すことができるのか。
「アメリカにも謝々」で済ませられたらいいですね?