韓中暫定水域内に13のブイを設置した中国、グレーゾーン戦術で主権を拡張


(写真:朝鮮日報日本語版) ▲グラフィック=梁仁星(ヤン・インソン)
米ワシントンの外交・安全保障政策シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は9日に公表した報告書で「韓国と中国は2001年の漁業協定に基づき、西海に共同管理海域の『暫定措置区域(PMZ)』を設定したが、中国はこの協定を無視し、18年以降はPMZとその周辺に13のブイを一方的に設置した」「米国は中国による漸進的な主権拡張(creeping sovereignty tactics)をインド太平洋の同盟国を狙った新たなグレーゾーン戦術と見なすべきだ」などと指摘した。
また韓国に対しては「実態調査目的での中国の構造物座標を公開する方向で検討が必要だ」と求めた。
米国政府とその周辺では「中国は台湾海峡、南シナ海、東シナ海と同じく韓国の西海に対しても『内海化』を目指している」との懸念が浮上している。
CSISは「二重用途の『民間』施設と韓国船舶に対する中国の嫌がらせは、南シナ海と東シナ海の軍事化に向けたプロセスの際に北京(中国)が使った戦術と酷似している」とも指摘した。
「韓国の生存は海上で国際規範が守られるかどうかに懸かっている。
今のゴールデンタイムを逃せば西海は南シナ海のようになるだろう」と警告した。