チェ・ガオンが日本で練習したことに激怒

チェ・ガオンはあきらめなかった。彼は3次時期で1080度高難度演技の代わりに900度、720度回転など横回転の低難度の技で安定感中心に臨み、転倒せずきれいに完走することに成功した。チェ・ガオンは自分に与えられた90.25点を確認して涙を流し、最後に金メダルを首にかけた。
日本もチェ・ガオンに注目している。ナンバーは「銅メダルを獲得した21歳の小野充希、4位に上がった16歳の清水サラの活躍も話題を集めたが、さらに大きな注目を集めた人物はスノーボード種目最年少金メダルを占めた韓国の17歳のチェ・ガオンだった」と称賛した。
特に日本はチェ・ガオンが日本の土地で練習したという点に注目した。ナンバーは「日本を訓練拠点にしてきたという女子高生チェ・ガオンは金メダルを首にかけて安堵の表情を作った。だが、その天真の笑顔の後ろにはこだわりが隠されていた」とし「チェ・ガオンの成長背景には日本もある」と言った。
チェ・ガオンは優勝した後、「韓国には(練習場所が)なくて夏には日本で練習した」とし「韓国ではスノーボードの人気が高くなくて残念に感じる時もあったが、今回の金メダルをきっかけに、より多くの人々がこの種目に関心を持ってほしい」と明らかにした。
メディアはこれを伝え、「韓国にはハーフパイプ施設がたった一箇所だけであり、それさえ完璧な環境ではない。一方、日本には四季利用可能なマット訓練施設がある」とし「つまり、チェ・ガオンの技術は日本で整えられたという意味」と強調した。
この報道に、これではまるで日本のお陰で金メダルが取れたみたいだと韓国で日本に対する反感が広がっている。日本がまた金メダルを盗む気だ気をつけろ!と韓国で怒りが拡散中だ。
さて、チェ・ガオンが通った日本の施設とはどういうものだろうか?
実はこの施設、日本の元スノーボーダー佐藤康弘氏がまだ現役スノーボーダーだった頃、海外転戦する中で日本選手の弱点を強化する目的で自分の私財を投げ打って銀行に借金までしてゴルフ場を買い取って作った施設だ。2010年に長野・小布施クエスト、13年に埼玉クエストを開業した。
当時は米国以外でオフシーズンの訓練施設は無く、それまで選手は夏場になると南半球のニュージーランドなどに行って訓練するしかなかった。
施設は一般に開放され、また中国・韓国・ニュージーランド・オーストラリアなど日本周辺のスノーボーダーも施設に訓練に訪れた。この施設が商業的にも成功したことで「SLABアウトドアパーク立山」など類似の施設も出来た。
中国のスノーボード金メダリストSu Yi Mingもその1人で、彼は佐藤康弘氏に直接コーチを受け、北京五輪で金メダル、トリノ五輪でも銅メダルを獲得した。
中国政府はこれに韓国とは真逆の反応を示し、メダル獲得には佐藤氏の貢献が大きいとして感謝を示して勲章を与えた。
