NYで大人気の日本品種のKサツマイモ

金髪の西洋の女性が、さつまいもにキムチまでたっぷり載せて一口いっぱいに斬る。目を浮かべながら「甘いサツマイモと辛くてキムチの「マップショート組合せ」が気絶する」と感心する。米ジョージア州で勤務する教師であり、フォロワー2900万人を収めたインフルエンサー・コートニー・クック・ベイルズ(Bales)がチックトークに載せたこの映像は、1000万回を超えた視聴数を記録した。
サツマイモを食べてみた彼らは、「ミンミングしててきちんとしたアメリカサツマイモとは異なり、韓国式のサツマイモは蜂蜜のように甘く、マシュマロのようにふわふわした食感」とし「シロップやソースを振りかけずに焼くだけでも美味しい」と感心している。
アメリカ人にとって韓国式のさつまいもはものすごく甘い。ゆっくりと焼く過程でサツマイモの澱粉が糖に変わり、また水分が徐々に抜けていきながら糖分がより濃く凝縮するためだ。韓国式レシピが甘みを最大値に引き上げるのだ。
ただ、ニューヨーカーの口当たりをひきつけたさつまいもが「韓国式」であり、「韓国産」ではない。米国で売られるサツマイモは殆どカリフォルニア産の日本品種である。韓国品種も一部栽培するが、日本品種が殆ど主体だ。韓国産さつまいもは米国検疫が妥結されず、輸出が不可能な状況だ。
日本は色々と工夫してNYにもサツマイモを輸出しているようだ。今のところタイ、香港、シンガポールが中心で、輸出全体の約9割を占めている。近年は台湾、マレーシア、米国、カナダ、中東、欧州へも輸出が拡大しており、2024年の輸出量は約7,400トン(約33億円)に達し、10年間で金額ベースで約9倍に成長しているという。特にニューヨークのカフェで「Yakiimo」や「Beniharuka」として提供されるなど、ペーストや加工品を含め輸出が増加している。

韓国は日本品種のサツマイモは輸入禁止のようだ。但し、韓国で栽培されているサツマイモもつい最近までは94%が日本品種の無断栽培だったという。