チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の韓国訪問が、ビザ問題のためまたも実現せず白紙化された。
参与仏教在家連帯は2日、最近の朝鮮半島の平和ムードに合わせダライ・ラマの訪韓を進めてきたが、外交通商部から入国許可は難しいと通知を受けたと明らかにした。外交通商部は、中国の協力が必要な脱北者処理や韓国軍捕虜の送還など、韓中間の外交問題を考慮すると、ダライ・ラマの訪韓を許可するのは困難だとの立場を示したという。
日本では
世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席と、チベット亡命政府を率いるチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が5、6月にそれぞれ来日する意向を示しており、政府は15日、ビザを発給する方針を固めた。いずれも政権交代後2度目の訪問受け入れとなる。両氏を「祖国分裂主義者」と非難する中国はビザ発給自粛を求めているが、政府は従来通りに対応する構え。

