韓国LG、日本再参入 薄型テレビ年内にも投入
日本の電機大手との価格競争激化
2010/5/9 2:17
【ソウル=尾島島雄】韓国のLG電子は早ければ年内にも日本の薄型テレビ市場に再参入する方針を固め、家電量販店などと交渉に入った。発光ダイオード(LED)搭載型の液晶テレビなど主力製品を販売する見通し。薄型テレビの世界販売2位のLGは首位サムスン電子を追撃するうえで、サムスンが販売を停止している主要市場の一角、日本での販売が欠かせないと判断した。日本の電機大手との価格競争が激しくなるのは確実だ。
LGは一時期、20型台など小型の液晶テレビを中心に日本市場に投入したものの、ブランド力で日本メーカーに及ばず2008年に販売を停止した経緯がある。一方、パソコンなどに使う液晶モニターや洗濯機に加え、06年からはNTTドコモを通じて携帯電話も日本で販売。携帯の累計販売台数は300万台を超えた。このため若年層を中心に一定の知名度を得たと判断し、家電の中でもブランド力が求められるテレビに再参入の方向を決めた。
今回は本格参入する意向で、日本の市場調査を重ねており、クリスマス商戦の当初から販売に乗り出す公算が大きい。通常の液晶テレビのほか、LED搭載型など高価格タイプも扱う見込み。画面サイズは30型台と40型台を検討している。
米ディスプレイサーチによると、LGは09年の薄型テレビの金額ベースの世界シェアで、ソニーと並び2位に躍進。10年に前年比5割増となる2900万台を販売する計画をたてている。11年以降も拡大戦略を進める考えで、日本でも着実な販売台数の上積みを狙う。
日本の電機大手にとっては足元の国内市場に強力な競合が登場することになる。国内市場で価格競争が激しくなれば、各社の世界戦略にも影響を及ぼしかねない。
日本市場では、低価格製品が多かった過去のイメージを引きずる韓国製造業の苦戦が続く。サムスングループの日本法人、日本サムスンは2007年に日本での薄型テレビや携帯音楽プレーヤーの販売を停止。現代自動車も最近、日本市場での乗用車の新車販売を中止した。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2E6E2E3988DE2EAE2E7E0E2E3E29F9FEAE2E2E2
・・どうなることやら ┐(´ー`)┌