GDP、実質4.9%成長 1-3月、4期連続プラス
2010/5/20 8:50
内閣府が20日朝発表した1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質成長率が前期比プラス1.2%、年率換算でプラス4.9%だった。季節調整値の再計算により、マイナスだった2009年7-9月期が年率プラス0.5%に改まったため、プラス成長は4四半期連続。市場予想の平均は年率プラス5.7%(日経QUICKニュース社調べ)だった。
個人消費が引き続き堅調に推移したほか、設備投資も2四半期連続のプラスを維持。落ち込みが続いていた住宅投資は5四半期ぶりに増加へ転じた。輸出の拡大で外需もプラス成長に貢献した。
内需の成長率への寄与度はプラス0.6ポイント。個人消費は、エコポイント制度の基準変更を前にした薄型テレビの駆け込み需要もあって前期比0.3%増加した。企業の設備過剰感の後退を背景に設備投資は1.0%増えた。住宅投資は着工の持ち直しを反映して0.3%の増加。公共投資は1.7%減少した。民間在庫の寄与度はプラス0.2ポイントだった。
輸出から輸入を差し引いた外需の寄与度はプラス0.7ポイント。輸出は6.9%増加、輸入は2.3%増加した。
生活実感に近い名目GDP成長率は前期比プラス1.2%、年率換算でプラス4.9%。2四半期連続のプラス成長だった。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期比マイナス3.0%、輸入品目の動きを除いた国内需要デフレーターはマイナス1.9%だった。
09年度の実質成長率は前年度比マイナス1.9%、名目成長率はマイナス3.7%。いずれも2年連続のマイナスだった。GDPデフレーターはマイナス1.8%、内需デフレーターはマイナス2.6%だった。(NQN)