2005年の冬、長野県で知的障害者によるスポーツの祭典「冬季スペシャルオリンピックス」が開かれたときのことです。台湾からは多くの児童選手が参加しており、当時台北駐日経済文化代表処の代表を務めていた夫、許世楷(コー・セーカイ)とともに出かけました。本国からの応援も少なく、きっとさみしい思いをしているだろうなあ。そう思ったからです。

【廬千恵のフォルモサ便り】真田節の舞を披露する豊栄小の児童たち=2月、
長野市の豊栄小学校(廬千恵さん提供)
ところが台湾のゲームの最中、会場のところどころから「台湾がんばれ!」と、大きな声援が聞こえてくるのです。誰が台湾を応援してくれているのだろうと辺りを見まわしました。長野市松代町にある市立豊栄小学校の児童と保護者の方々でした。
■一校一国運動
豊栄小は1998年に長野で冬季五輪が開催された際、「一校一国運動」で台湾を受け持ってくれていました。それから7年後のスペシャルオリンピックスでも台湾を応援してくれたのです。
「どうぞ、時間がありましたら、台湾のことを話しにきてくださいませんか」。2007年秋、豊栄小から代表処に丁寧な案内状が届き、うかがいました。学校の廊下に台湾の果物、山の風景、昆虫の絵などが張って私たちを歓迎してくれました。それがきっかけで台湾と日本の小学生の交流が始まったのです。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100521/chn1005211218002-n1.htm
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