「高速道路がどんなものか見たくて、歩いたらどんな感じがするのか確かめたくて来ただ」-四川省
http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/c/h/i/chiquita/100524b.jpg-四川新聞網-
開通したばかりの高速道路を付近に住む村人たちが「歩いたらどんな感じがするのか」と徒歩で通行。行き来するドライバーを困らせていることがわかりました。
20日、小雨の降る四川省巴中市。市内でアルミ合金を扱う仕事をしてる楊進がトラックを運転し、西華山トンネルを抜け、広元市に向かおうと、できたばかりの高速道路にのった時、傘をさした10数人の群れとすれ違いました。
「そのときの車のスピードは80キロぐらい。突然前方の路上に群れをなした人影があらわれて、びっくりしてクラクションを鳴らしました。冷や汗ものでした」
こんなことは初めてと語る楊進の通報をうけ、記者が現場に向かったのが11時ごろ。たしかに高速道路の路側帯を傘をさしたたくさんの人々が歩いていました。人々をかすめるように通り過ぎる車は、クラクションをけたたましく鳴らして去っていきます。
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にぎやかに談笑しながら、身の危険も感じていないように高速道路を歩いている村人たちに取材を試みました。「向こうの村で市場が立ったって聞いたもんだから、今日は来たんだ」
村民たちは南江県正直鎮龍潭村など、付近の住民たちで、なぜ道路を歩いているかという質問には、「高速道路がどんなものか見たくて、歩いたらどんな感じがするのか確かめたくて来ただ」と答えました。
「みーんな高速道路はいっぱいお金かけて作ったって言ってるけんど、ほんとだわ。道は広いし、平らだし、何にしても道路がすごくきれいだわ」
今年70歳の王民均はそう言って、笑いながら足で確かめるように舗道を何度も踏みつけます。「うちらが普段歩く道は、雨の日にこんなに足を上げたらそれこそ体中泥だらけだわ」
当局でも高速道路が開通してから、こうして村人たちが三々五々、連れだって路側帯を歩いていることは承知していますが、何にしても村人たちにすれば初めてお目にかかる高速道路。受け入れる気持ちが芽生えるまでは、危険は大きくともまずその心情を理解したいという考えで、ゆくゆくは指導していくと述べています。