政府の宇宙開発戦略本部は25日、「月探査に関する懇談会」(座長・白井克彦早稲田大総長)を開き、2020年までに計約2千億円を投じて無人の探査基地を月に設けることなどを盛り込んだ報告書案を提示した。
まず15年に月面を短期間探査し、20年には月の南極域に太陽光発電でのエネルギー供給機能や通信機能を備えた無人基地を設置。1年以上かけて、月の内部構造などを調査するとしている。
最終報告は6月末を目標に取りまとめる。
懇談会では二足歩行ロボットでの探査も検討していたが、報告書案では技術的には車輪型が有力と提案。これに対して懇談会委員からは、「二足にこだわらないにしても、今までにない性能を備えたロボットの開発を目指すべきだ」(井上博允東京大名誉教授)との意見が出た。

報告書案では有人宇宙活動にも言及。20年ごろまでに約900億円をかけ、実現への見通しを得るための技術開発を進めるとした。
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052501000982.html
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