トラック輸送可能な小型原子炉? ハイペリオンと東芝、来年にも事業化 
米ハイペリオン・パワー・ジェネレーションのジョン・ディール最高経営責任者(CEO)にとって、世界の電力需要拡大に対応するための解決策は、冷蔵庫サイズの原子炉の開発だ。
現在ハイペリオンは、小規模な工場や従来型の送電網の範囲外にある遠隔地に電力を供給するため、小型原子力エネルギー発電プラントを開発している。ハイペリオンと日本の東芝は、原子力発電施設の小型化技術で原子炉メーカーの米ゼネラル・エレクトリック(GE)や仏アレバに先駆けようと競い合い、2011年に米規制当局に認可申請することを目指している。両社が狙うのは、約1350億ドル(約12兆5000億円)に上る大型原子力発電所の未決受注だ。
ディールCEOは「原子力発電業界は言ってみれば、昔ながらの大型汎用コンピューターを作っているが、われわれはiPhone(アイフォーン)を作っている」と述べる。同CEOによれば、ハイペリオンの技術に事業認可が下りることを条件に、同社は既に、鉱山や通信関連会社など150社超と販売契約を結んでいる。
ディールCEOは、1年以内に同社技術の事業認可を申請する方針を明らかにした。小型原子炉の建設認可には、大型プラントに義務づけられているのと同様、数年間の許認可手続きが必要になる見通し(以下略)
SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100519/mcb1005190506031-n1.htm