- ウラン資源を理論上90倍(実際は数十倍)エネルギー源として使用できる。現段階の推定埋蔵量で100年利用可能とすれば、有効利用できる期間が半万年に伸びる。
- 旧来の原子力発電所でもプルサーマルの燃料として使用できる。
- 原爆の材料であるプルトニウムの保有量が飛躍的に伸びる。
- 2007年末時点で日本の保有する核分裂性プルトニウムは約31・2トン。プルトニウム239のミニ・ニュークを使わない通常臨界量が5㎏であることから、原爆1発5㎏で作れると仮定すると、原爆を6000発以上つくれるプルトニウムをすでに保有している。
2010/6/23 20:42
経済産業省の原子力安全・保安院は23日、5月に14年半ぶりに運転を再開した高速増殖炉「もんじゅ」の運転状況を検証する作業部会を開き、運転はおおむね順調だと評価した。今秋から水・蒸気系などの安全確認を進め、来春にも出力を40%に上げて発電を始めるとした。
もんじゅは運転再開以降、核分裂を調整する制御棒がうまく作動するかや、燃料の燃え方、原子炉の安全性などのデータを収集してきた。再開直後には警報が出るなどのトラブルもあったが、放射能漏れにつながる事故はないという。
現在の出力は1%程度。長期間使われなかった施設の安全確認作業を来年4月まで続ける。問題ないと判断すれば出力を40%まで上げ、原子炉で発生した熱でタービンを回して発電する計画だ。
14年半前のナトリウム漏れ事故は出力を40%に上げた時に生じており、これまでに開発した技術で安全運転を続けられるかが注目されている。
もんじゅのメリット