円高で一時85円突破目前に
8月7日 6時44分
6日のニューヨーク外国為替市場は、この日発表された先月のアメリカの雇用統計の内容が市場の予想より悪かったことから、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル85円を突破する目前まで円高が進みました。
ニューヨーク外国為替市場では、この日発表された先月のアメリカの雇用統計で、農業分野以外で働く人たちの数が、前の月より13万1000人減少し、市場予想より悪い結果となったことを受けて景気の先行き懸念が強まり、ドルを売って円を買う動きが強まりました。
円相場は一時、1ドル、85円2銭まで値上がりし、去年11月下旬に東京市場で84円台後半をつけて以来、およそ8か月ぶりの水準まで円高が進みました。
一方、6日のニューヨーク株式市場では、雇用統計の悪化を受けて景気の先行きに対する懸念が強まり、平均株価は一時、160ドル近く値下がりしました。その後、値下がりした株式を買い戻す動きが出て下げ幅は縮小し、終値は前日より21ドル42セント安い1万653ドル56セントでした。市場関係者は「注目されていた民間企業の雇用も予想を下回ったことで、アメリカの雇用情勢が厳しいという認識がいっそう強まった。ドル売りの圧力はまだ続きそうだ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100807/k10013225871000.html